トッテナムの主力DFミッキー・ファンデフェンが、アンジェ・ポステコグルー前監督の解任について「奇妙な決断」と表現し、ドレッシングルームが最後まで指揮官のシステムを信じていたことを明かしたインタビューが、現在サポーターの間で波紋を呼んでいる。
なぜ彼はタブーとも言える「人事への不満」を口にしたのか?そして、なぜ「今」なのか?その発言の全貌と、裏にある時系列の妙を紐解く。
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「僕たちは最後までシステムを信じていた」
オランダのメディア『Voetbalzone』のインタビュー記事によると、ファンデフェンは昨シーズンのEL制覇直後に下されたポステコグルー解任の決断について、率直な驚きと戸惑いを語っている。
「正直なところ、クラブによるその選択は奇妙だと言わざるを得ない」
メディアや一部のファンからは、ポステコグルーの代名詞である「ハイライン・ハイプレス」が守備の崩壊を招き、プレミアリーグでの歴史的な大低迷(22敗、17位)に繋がったと批判された。しかし、ファンデフェンの証言によれば、内部の結束は揺らいでいなかったという。
「多くの選手が監督とうまくやっていた。彼は長い間遠ざかっていた成功をスパーズにもたらしたコーチだ。それは確かなクオリティがあることの証明だし、100%のウィニング・メンタリティを持っていることの証でもある」
「だからこそ、僕たちは最後まで監督のシステムを信じていたんだよ」
現場の選手たちが指揮官を信頼し、その哲学を信じていたにもかかわらず、経営陣は「解任」を選んだ。この乖離が、ファンデフェンの言葉から浮き彫りになっている。

