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【暫定就任】イゴール・トゥドールがスパーズの救世主に。「走らぬ者は去れ」クロアチアの闘将がもたらす電撃療法と、ダービーへの宣戦布告

トッテナム・ホットスパーは、トーマス・フランクの後任として、クロアチア人のイゴール・トゥドール(47)を今シーズン終了までの暫定監督に任命することで合意した。残留圏までわずか5ポイント差という危機的状況において、クラブは規律とインテンシティを極限まで求める「闘将」にクラブの命運を託した。

レポート

トッテナム・ホットスパーは、解任されたトーマス・フランクの後を継ぐ暫定ヘッドコーチとして、イゴール・トゥドールの就任を正式に決定した。2025年10月にユベントスの監督を解任されて以来フリーであったトゥドールだが、彼にとってこれがイングランドでの初めての指揮となる。

初陣は2月22日、宿敵アーセナルをホームに迎えるノースロンドン・ダービーという、これ以上ないほど重大な舞台に設定された。月曜日から始まるトレーニングにおいて、トゥドールが自身の哲学を浸透させるために与えられた時間はわずか1週間足らずだ。しかし、低迷するスカッドには、彼の到来とともに「激震」が走ることになるだろう。

トゥドールの代名詞は、妥協を許さない「超高強度フットボール」だ。マルセイユ時代(2022-23)を共にした現地ジャーナリストは、彼のスタイルを「とにかく激しく走り、プレスをかけ続けること」であると証言している。トゥドールのフットボールにおいて、走ることは戦術以前の「絶対条件」だ。彼はかつてインタビューで「走らない者は、プレーさせない(If you don’t run, you don’t play)」と断言しており、その姿勢は徹底されている。

マルセイユ時代には、テクニックに長けた中心選手ディミトリ・パイェであっても、守備時のインテンシティが足りないと判断されるや否や、容赦なくベンチに置かれた。フランス紙『L’Equipe』では当時、「もしトゥドールのチームにリオネル・メッシがいたとしても、走らなければ彼は使われないだろう」というジョークが飛び交うほど、その選考基準は冷徹かつ明確であった。

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