トッテナム・ホットスパーのトーマス・フランク解任を受け、かつてチームを率いたティム・シャーウッドが、古巣の危機を救うために復帰する用意があることを明かした。16位に沈み、残留争いの渦中にあるチームに対し、自らの実績と独自のチーム分析を盾に名乗りを上げている。
レポート
元トッテナム・ホットスパーのヘッドコーチであるティム・シャーウッドは、解任されたトーマス・フランクの後任としてクラブに戻る自信があることを強調した。水曜日の朝、スパーズが残留争いに巻き込まれるなかでフランクを更迭したことを受け、シャーウッドはtalkSPORTの取材に対し、「あのフットボールクラブを指揮したことは私にとって名誉であり、再び指揮を執ることができればそれもまた名誉なことだ。私にはその仕事ができるし、以前にそれを証明した」と断言した。
シャーウッドは2013年12月から2014年5月までトッテナムを率い、26試合で13勝(4分け9敗)という、負けを大幅に上回る勝率を記録した実績を持つ。彼は当時の自身のスタイルを「攻撃的(フロントフット)なフットボール」と回想し、現在の苦境においても「どのようにプレーするかは二の次であり、今はとにかく勝つ必要がある。この選手たちの足枷を外し、自信を与え、残留争いへの準備を整えさせなければならない」と持論を展開した。
ブックメーカーのオッズでは50/1と低評価であることを認めつつも、経営陣にとって自身の個性が「強すぎる(セクシーではない)」可能性を示唆し、自身の正当性を主張した格好だ。
特筆すべきは、現在のスカッドに対する著しく厳しい評価だ。シャーウッドは「現在のスカッドを見渡したとき、残留争いの泥沼で本気で戦えると確信できるのは5人程度しかいない。外から見ている限り、今の彼らには戦う準備ができていないように映る」と指摘。11名もの負傷者を抱える不条理な現実はあるものの、選手のメンタリティそのものに重大な欠陥があるとの見解を示した。
今後の展望について、シャーウッドは当面の間、クラブが内部のヨニー・ハイティンハを暫定監督に据えるだろうと予測している。しかし、最終的な結末については「夏にはマウリシオ・ポチェッティーノが戻ってくるだろう。ファンの熱烈な要望を考えれば、スパーズが彼以外の選択肢に目を向けることは不可能だ」と述べ、ポチェッティーノの復帰を確実視した。
その「夏」までの数ヶ月間、16位という危機的な状況を誰が救うのか。かつての指揮官は、自らがその解決策(強化策)の一助となることに多大なる意欲を見せている。
