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【試合評】崩壊する信頼と「魔法」への渇望:バーンリー戦のドローが突きつけたフランク政権の限界

トッテナム・ホットスパーが敵地ターフ・ムーアでバーンリーと2-2で引き分けた一戦は、ピッチ上の課題以上に、トーマス・フランク監督とサポーターの間の「修復不可能な断絶」を白日の下に晒した。主将クリスティアン・ロメロの土壇場の同点弾も、指揮官に向けられた怒りの炎を鎮めるには至らなかった。football.londonのアラスデア・ゴールド記者が報じた。

レポート

アウェイに詰めかけたトッテナムのファンは、試合中、フランク政権への失望をチャントに込めて浴びせ続けた。前半には、消極的なパス回しを揶揄(やゆ)する「Sideways and backwards(横と後ろ、どこへ行っても)」が響き、ミッキー・ファンデフェンの先制点の後ですら、ファンは自虐的に「We are staying up(我々は残留するぞ)」と叫んだ。

後半、5人のディフェンダーを並べながらも守備が崩壊し、逆転を許すと、スタジアムの怒りは頂点に達した。「We want Frank out(フランク、出て行け)」、「You’re getting sacked in the morning(お前は明日の朝には解任だ)」、さらには、かつての恩師を慕う「Mauricio Pochettino, he’s magic you know(ポチェッティーノは魔法をつかえる、知ってるだろ)」という歌声が、フランクへの事実上の最後通牒として響き渡った。

フランクは試合後、自身の仕事について公に弁明する必要に迫られた。

何よりもまず、遠征して試合中ずっとチームをサポートしてくれたファンに感謝したい。彼らも、特に前半の内容や我々が見せた改善、および本来なら勝負を決めておくべきだったことは認識し、認めてくれていると確信している
だが、現在の我々の立ち位置を考えれば、勝利を確実に手にするためにもっと多くのことをする必要がある。特にプレミアリーグではそうだ。その一つは、3〜4日おきにプレーし、パフォーマンスを発揮することであり、それには多大なるメンタリティが要求される

しかし、現実は非情だ。トッテナムは直近のプレミアリーグ14試合でわずか2勝しか挙げておらず、降格圏に近いバーンリーを相手に18本のシュート(枠内11本)を放ちながら、得点したのはディフェンダーのみであった。

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