1月の移籍市場が佳境を迎える中、トッテナム・ホットスパーの内部で深刻な不協和音が生じている。共同スポーツ・ディレクターのファビオ・パラティチが、当初からトーマス・フランクの監督就任に反対していたという衝撃的な事実が明らかになった。14位に沈むチームの成績不振を受け、上層部内の対立が表面化しつつある。
レポート
『The Athletic』の報道によれば、ファビオ・パラティチは、今夏にトーマス・フランクがトッテナム・ホットスパーの監督として発表された際、彼を望んでいなかったと報じられている。スパーズは昨シーズン終了後にヨーロッパリーグを制したアンジェ・ポステコグルーと決別し、元ブレントフォード指揮官であるフランクを招聘した。フランク体制のトッテナムは、最初の10試合でわずか1敗という好スタートを切ったが、その後の直近7試合では1勝に留まっており、52歳の指揮官への圧力が高まっている。現在スパーズは順位表で14位にまで転落しており、サポーターの不安も増大している。
スポーツ・ディレクターのパラティチは、土曜日のアストン・ヴィラ戦でのFAカップ敗退が彼にとっての最後の仕事になる可能性があったが、現在は1月の移籍市場の最終週まで留まる見込みである。イタリア人の彼はフィオレンティーナで同様の職に就くことが内定している。パラティチは2023年にFIFAからの30ヶ月の出場停止処分を受けて辞任を余儀なくされた後、昨年10月にトッテナムに復帰したが、わずか3ヶ月で再びクラブを去ることになる。
フランク解任を求める声が強まる中、パラティチはそもそもフランクがトッテナムにふさわしい人物であるとは一度も信じていなかった。当時、パラティチはまだ正式にクラブに復帰していなかったが、自身の候補を監督に据えることを望んでいた。もし実際にフランクが解任された場合、パラティチは暫定監督として元ユベントスのイゴール・トゥドールを推薦している。クラブ内部では、今週土曜日のウェストハム戦で敗北した場合、フランクが解任される可能性があるという認識が広がっている。
その他の動向として、クラブは攻撃陣の補強としてドルトムントのカリム・アデイェミの状況を注視しており、さらにリバプールが狙うライプツィヒのヤン・ディオマンデの強奪を画策している。一方で、ルーカス・パケタはトッテナムからの関心を拒絶している。

