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【記者会見】フランクが吐露した「クラブ再建の苦悩」とパラティチへの信頼。補強リスト「6番目」は不要

トッテナム・ホットスパーのヘッドコーチ、トーマス・フランクは、クラブ再建という過酷なプロセスの中にいる現在の心境を、映画『ランニング・マン』になぞらえて語った。サンダーランド戦を控えた記者会見の席で、1月の移籍市場が動き出す中、ファンのブーイングやファビオ・パラティチの去就報道など、激震が続くノースロンドンの舞台裏をトーマス・フランクが明かしている。

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「ランニング・マン」としての苦闘と再建のリアリティ

元日のブレントフォード戦後、アウェイファンから「退屈だ」というチャントやブーイングを浴びたフランク。9年間過ごした快適な場所を離れ、140年の歴史の中でも最大級の変革期にあるスパーズを率いることの難しさについて、彼は率直に語った。

「(チーム再建を楽しめているかという問いに対し)それは良い質問だね。こう言わせてもらおう。多大なるエネルギーを注ぎ込む必要があり、物事がスムーズに進まず、困難な状況にあるとき、それを楽しむのはおそらく難しいことだ」
「激しく走っている最中、その瞬間を楽しむことはできない。だが、フィットネスを向上させ、レースに勝つためには、頭を下げて走り続けなければならないことを私は知っている。今の我々は、踏みとどまり、切り抜けるために激しく走らなければならない状況にあるんだ」
「一方で、この困難な時期や、変革の最初の一年を振り返ったとき、それは素晴らしい学習体験であり、我々を将来に向けて著しく向上させてくれたと思うだろう。だから、短絡的な答えとしては『ノー(楽しめていない)』だが、現実はそうせざるを得ないということだ」

フランクは、2025年を通じて行われたクラブの変革(CEOのヴィナイ・ヴェンカテシャムを含む13名の新部門長の就任など)は、クラブの長い歴史においても前例のない規模であると強調し、その過渡期における生みの苦しみを「特権」であるとも捉えている。

1月の補強哲学:補強リストの「6番目」の選手はいらない

ブレナン・ジョンソンの売却が決定した今、フランクはスカッドの強化に向けて明確な基準を設けている。

「我々は移籍市場におり、スカッドを強化させるためにできる限りのことをするつもりだ。だが、短期間の影響が長期的な成功を制限してはならないということを、我々は十分に認識すべきだ。一方で、我々を真に改善できる何かができるだろうか? それについては極めて強力にプッシュすべきだと考えている」
「我々には各ポジションに1番から6番までの優先順位リストがある。もし6番目の選手まで落ちてしまったとしたら…それはおそらく望んでいるレベルではない。6番目の選手が、我々が将来目指すべき場所に連れて行ってくれるだろうか? おそらくノーだ。だからといって完璧な解決策が得られるまで何もしないわけにもいかない。その微細なバランスが重要なんだ」

パラティチへの信頼とジョーク

フィオレンティーナへの移籍が噂されているファビオ・パラティチについて問われた際、フランクは一瞬のジョークを交えつつ、現在の彼の献身を肯定した。

「(パラティチは今誰のために働いているのか?という問いに対し)良い質問だね。おそらく君の方がよく知っているんじゃないかな(笑)」
「ファビオはトッテナムのスポーツ・ディレクターだ。昨日も彼と2回話したよ。彼はトッテナムのために極めて懸命に働いている。ヨハン(・ランゲ)とも今朝話したが、二人とも、スカウトチーム、ヴェンカテシャム、および我々を全面的にバックアップしてくれているルイス・ファミリーと共に、日夜を問わず働いているよ」
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