レポート
3選手が退団希望──デゼルビが明言
Evening Standard によると、ロベルト・デゼルビはニューカッスル戦後の会見で、リシャルリソン、ケヴィン・ダンソ、パペ・マタル・サールの3名が退団を希望していると明言した。
3人はニューカッスル戦の招集外となっており、デゼルビはその理由を次のように説明した。
・リシャルリソン「何度も“出たい”と言っている」
・ダンソ「2日前に“出たい”と伝えてきた」
・サール「同じく退団希望。ただし軽傷で招集外」
スパーズは今夏3億ポンド超を投じて大規模再編
スパーズは今夏、サヴィオ、マルムーシュ、トナーリ、フェルナンデス、ファン・ヘッケらを含む8名の新加入により、総額3億ポンド超を投じて大規模なスカッド再編を進めている。
その結果、出場機会が限られる選手が増え、今回の3名の退団希望につながったと見られる。
デゼルビ「出たいならクラブに“経済的解決策”を持ってこい」
デゼルビは3名の扱いについて、次のように明確に述べた。
「彼らを愛しているが、出たいならクラブに“経済的解決策”を持ってこなければならない。解決策があれば出ていけるし、我々は別の選手を探す」
つまり、クラブが納得する条件が提示されれば、3名の放出は容認される見込みだ。
各選手の移籍先候補
記事では、3名の移籍先候補について以下のように触れている。
・ダンソ:サンダーランドがローンを打診したが、スパーズは拒否
・パペ・サール:アストン・ヴィラ、ユベントスが関心
・リシャルリソン:ブラジル国内、エヴァートンが候補
移籍市場は残り数日で、3名の去就は急速に動く可能性が高い。
記事解説
今回の3名の退団希望は、スパーズが今夏に進めた「大規模再編」の副作用と言える。3億ポンド超を投じて前線・中盤・守備の全ラインを刷新した結果、序列が大きく変化し、出場機会が限られた選手が不満を抱く構造が生まれた。
特にダンソは、セネシとファンヘッケの加入で序列が大きく低下し、パペ・サールは中盤の競争激化で立場が難しくなった。リシャルリソンは昨季から一貫して不安定なパフォーマンスが続き、デゼルビの戦術モデルにフィットしていないことが明確になっている。
デゼルビが「経済的解決策を持ってこい」と明言した点は重要で、クラブは“安売りするつもりはない”という姿勢を示している。移籍市場終盤で、3名の放出が同時に進む可能性もあり、スパーズのスカッド構造はさらに変化するだろう。
また、サヴィオとマーモウシュの加入により前線の構造が大きく変わったことで、リシャルリソンの立場はさらに不安定になっている。サールはヴィラやユベントスが関心を示しており、ダンソはサンダーランドが再アプローチする可能性がある。
総じて、今回の3名の退団希望は「再構築の最終段階」に突入したことを示しており、スパーズは移籍市場の最後の数日で大きな動きを見せる可能性が高い。

