レポート
「前線は多すぎない」──デゼルビが“追加補強”を再び示唆
ロベルト・デゼルビはニューカッスル戦前の取材で、「前線は多すぎない。もう1人加えても問題ない」と語り、攻撃陣のさらなる補強を示唆した。
質問は「前線に7人もいるのに、さらに1人加えるのは多すぎないか?」というものだったが、 デゼルビはこれを否定し、「オドベールは2〜3月まで戻らない。さらに1人は退団する可能性がある」と説明した。
オドベールは長期離脱──実質“前線6枚”ではない
デゼルビは、今夏加入したウィンガーのウィルソン・オドベールが2〜3月まで復帰できないと明言。これにより、前線の枚数は名目上7枚でも、実質は5〜6枚しか使えない状況となっている。
さらに、クドゥスは6ヶ月の離脱明けでコンディションが整っておらず、テルは移籍候補、リシャルリソンは退団希望を表明している。
退団候補の存在──リシャルリソン、テルが移籍の可能性
デゼルビは「1人は退団する可能性がある」と明言。その対象は、リシャルリソン(退団希望+複数クラブが接触)、マティス・テル(ガラタサライが交渉中)のいずれかと見られている。
前線の“名目上の人数”と“実際に使える人数”が一致していないため、デゼルビは追加補強を求めている。
ガクポの可能性は完全消滅せず──ただし状況は厳しい
記事では、スパーズが依然としてコーディ・ガクポ獲得を諦めていないと指摘。ただし、リバプールはPSGからバルコラを獲得し、ガクポはマンチェスター・シティ行きを選択したと報じられているため、現実的には難しい状況となっている。
それでも、デゼルビが「あと1人必要」と繰り返す以上、スパーズは市場終盤で“ラスト1枚”の補強を狙っている。
記事解説
今回のデゼルビの発言は、前線の“名目上の人数”ではなく“実際に使える人数”を重視している点が重要だ。オドベルトの長期離脱、クドゥスのコンディション不足、テルとリシャルリソンの退団可能性を踏まえると、前線は実質5枚しか機能していない。
デゼルビの攻撃モデルは「前線の流動性」「個人で局面を打開できる選手」を強く求めるため、サヴィオとマルムーシュだけでは不足している。特に右サイドはクルゼフスキが長期離脱中で、テルは不安定、ポロは本職ではない。
そのため、デゼルビが「あと1人必要」と繰り返すのは合理的で、スパーズは市場終盤で“即戦力のウィンガー/セカンドストライカー”を狙っている。ガクポは難しいが、別のターゲットが浮上する可能性は高い。

