レポート
ホームでニューカッスルに0-2で敗れた後、デゼルビが記者会見に臨み、試合の振り返りやチームが抱えるメンタリティの課題、そして退団を希望する選手たちの現状について語った。
🎙️前線の決定力不足に対するもどかしさについて
敗戦という結果には失望しており、ファンや周囲に対して申し訳なく思っている。2連敗を喫したことで「過去2シーズンと同じだ」と考える人もいるかもしれないが、私はそうは思わない。私の考えが変わることはない。
我々は選手のクオリティに大きな信頼を寄せている。最終的にチームとして機能し、選手間の連携、プレーの質、守備のスペース、アタッカー・ディフェンダー・ミッドフィルダー間の距離感が改善されれば、このグループは素晴らしい結果を残せる。クラブは素晴らしい陣容を構築しているが、さまざまな理由から我々はまだ準備が整っていない。
しかし、失点するまではニューカッスルよりも良いプレーをしていた。彼らは優れたチームだが、我々のほうが決定機を作り、シュートを打ち、ボールを保持していた。前半は前線とバックラインの距離が開きすぎて苦しむ場面もあったが、失点後に自信を失ってしまった。失点後の反応は十分ではなく、試合終了直後に選手たちにも伝えた。何か新しいものを構築するときは困難がつきものだが、下を向くのではなく立ち向かう必要がある。反撃するための時間は20分残されていたからだ。
🎙️補強を望むポジションは攻撃陣か
今日は試合について話すべきであり、特定のポジションについて触れるのは言い訳になるので避けたい。
ブレントフォード戦の時以上にこのプロジェクトと選手たちを信じている。マルムシュは初戦で非常に良いプレーを見せた。ファンデフェンとペドロ・ポロにとっても今季初出場であり、W杯や怪我を経て戻ってきた彼らは我々にとって重要な存在だ。
トナーリも重要な選手だが、プレシーズン当初から共に取り組んできたものの、まだ最高のコンディションには至っていない。私が昨シーズンに前向きだったとすれば、今の状況で後ろ向きになる理由はない。
🎙️リシャルリソン、サール、ダンソがメンバー外となった理由は
リシャルリソンは退団したいと何度も口にしている。ダンソは2日前に私のところへ来て退団希望を伝えてきた。パペ・マタル・サールも同様だが、彼は軽傷を負っていた。トレーニング復帰の準備はほぼ整っている。
サヴィオも出場できなかった難しい選手の一人だ。金曜日の記者会見の後、医療スタッフから軽度の筋肉問題があると報告を受けた。マン・シティでの過去15日間でトレーニングを行っていなかったため、リスクを避けた。月曜日か火曜日には我々のトレーニングに合流できる見込みだ。
🎙️1失点後に意気消沈してしまうメンタリティが最大の課題か
その通りだ。メンタリティの改善こそが最大の問題であり、最大の挑戦であり、最大の目標だ。残念ながら移籍市場でメンタリティを買うことはできない。多くの選手を補強してもすぐにバランスが見つかることもあれば、時間が必要なこともある。時間はかかるかもしれないが、この目標は必ず達成する。早急に達成したいが、素晴らしい選手たちとともに新しいチームを再構築するクラブの計画には大きな自信を持っている。
🎙️退団を希望する選手たちに復帰の道はあるか
彼らは素晴らしい人間であり、非常に良い関係を築いている。しかし、退団を望むのであればクラブに経済的な解決策をもたらす必要がある。そうすれば彼らは去ることができ、我々は別の選手を獲得する。
🎙️ニューカッスルサポーターからブーイングを受けたトナーリについて
私はトナーリを信頼している。クラブの幹部陣やオーナー、私、そして選手たちは一つのファミリーのようなものだ。結果については全員が非常に落胆しているが、選手たちへの信頼が揺らぐことはない。
記事解説
今回の会見は、デゼルビが抱える課題が「戦術」ではなく「構造」と「精神」の両面にあることを示した。特に、リシャルリソン、ダンソ、パペ・サールの3名が退団希望を伝えていた事実は、スカッド再編がまだ終わっていないことを意味する。デゼルビは「経済的解決策があれば出ていける」と明言しており、移籍市場終盤で放出が一気に進む可能性が高い。
サヴィオの欠場理由は「筋肉の違和感」だけでなく、マンチェスター・シティで15日間トレーニングしていなかったことが大きい。デゼルビはリスク回避を優先し、即戦力として計算しながらも慎重な扱いを選んだ。次節フォレスト戦での復帰は、攻撃の停滞を改善する重要な要素となる。
トナーリについては、批判が強まる中でも「愛している」と語り、精神的な支えを示した。デゼルビは選手との関係性を非常に重視しており、敗戦時ほど選手への信頼を強調する傾向がある。これは、メンタリティ改善を最重要課題とする彼の哲学と一致している。
総じて、今回の会見は「敗戦の説明」ではなく「プロジェクトの継続宣言」であり、デゼルビが短期的な結果よりも長期的な構築を優先している姿勢が明確に表れた内容だった。

