レポート
トッテナムは26日(水)のカラバオカップ2回戦でチャールトンを5-1で下した。もっともチャールトンは11人を入れ替える大幅ターンオーバーで臨んでおり、コリンズ・シチェンジェが担架で運ばれるなど、序盤11分間でビリー・クメティオも含め2人が負傷交代するアクシデントに見舞われた。前半のうちに2点のリードを奪ったスパーズの内容は、相手の事情に助けられた面もあったというのが実際のところだ。
この夜、チャールトンの選手たちが体感したのはピッチ上の結果だけではなかった。football.londonが把握したところによると、スパーズは今夏、ホームスタジアムのアウェイ用ドレッシングルームから設備の一部を撤去した。もともとホーム側より簡素だった造りをさらに簡素化し、卓を無くしてベンチとフックだけが並ぶ部屋に変えたという。狙いは、対戦相手にとって特別な一日の演出になりがちだった豪華なスタジアムの印象を薄め、自軍が他クラブの本拠地で受けている待遇に近づけることにある。
トッテナムの近年のホームでの苦戦は広く知られており、クラブは勝敗を左右しうるあらゆる細部を見直してきた。デゼルビ体制になってからホームでは一度も負けておらず、今月のホッフェンハイムとの親善試合を含め3勝2分と着実に流れが変わりつつある。
次にホームでの真価が問われるのはニューカッスル戦だ。今回のチャールトン戦とは異なる強度の相手を迎えるにあたり、デゼルビはマーモウシュに万全の状態でこの試合に臨んでほしいとの考えを示している。
記事解説
アウェイ更衣室の簡素化は、この夏のスパーズの動きを象徴する一手とも言える。同じ夜にサヴィオが途中出場からデビューゴールを叩き込み、直後にはマーモウシュのローン加入も正式発表された。デゼルビが掲げているのは補強効果だけではなく、クラブ全体のメンタリティ改革だ。攻撃陣に大型補強を重ねる一方でスタジアムという箱の使い方にまで手を入れる姿勢は、ホームでの結果に対する執着の表れと見てよいだろう。
対戦相手の快適さを削るという発想自体は目新しいものではないが、トッテナムがこのタイミングで踏み切った背景には、ホームスタジアム移転後もなかなか拭えなかった苦手意識を、デゼルビ体制の好調な滑り出しのうちに払拭したいという計算があるはずだ。ニューカッスルのような真に力のある相手を迎えたとき、この積み重ねがどう跳ね返るかが今シーズンのホームでの真価を測る指標になる。
投稿元:Tottenham make key stadium change and the reason De Zerbi is so excited about Savio and Marmoush

