レポート
トッテナムは27日(木)、マンチェスター・シティからエジプト代表FWオマル・マーモウシュを獲得したと発表した。クラブ公式サイトの発表によれば、契約形態は今シーズン限りのローン移籍で、来夏(2027年夏)に完全移籍とする買取義務条項が付帯している。同日、クラブはマーモウシュがスパーズでの背番号22を着用すると発表した。背番号は、クラブが今夏の移籍市場終了後にプレミアリーグへ最終メンバー登録を提出するまで変更の可能性が残るとされている。

「トッテナムは世界屈指のクラブ、プロジェクトに強く惹かれた」
マーモウシュは加入にあたり、「ここにいることが本当にうれしい。チームでのプレーを楽しみにしているし、早くファンに会いたい。トッテナム・ホットスパーはイングランド、いや世界でも屈指のクラブの一つで、このプロジェクトには強く惹かれた」とコメントした。カイロ出身のマーモウシュは2016年にプロデビューし、ヴォルフスブルク、シュトゥットガルト、アイントラハト・フランクフルトを経て2025年1月にマンチェスター・シティへ加入した人物である。フランクフルト時代は67試合で37ゴールを記録し、シティでは公式戦62試合で16ゴールを挙げてプレミアリーグの年間ベストゴール賞を受賞した実績を持つ。エジプト代表では55キャップ11ゴールを記録している。
「野心的でハングリー、決定力のある選手」
スポーティングディレクターのランゲは、「オマルは質の高い選手で、彼の加入は我々の本気度を示すものだ。最高峰のレベルで力を発揮できることをすでに証明している」と歓迎のコメントを寄せた。指揮官のデゼルビも、「オマルはまさに我々が求めていたタイプの選手だ。野心的でハングリー精神があり、違いを生み出そうという決意を持っている。スピードと知性を兼ね備え、ゴール前で真の脅威になる選手だ」と評価した。
記事解説
今回の発表は、今夏繰り返し報じられてきたマーモウシュ移籍報道の到達点である。メディアは、ローンの初期契約に加え完全移籍時にマンチェスター・シティへ本体5,000万ポンドと最大1,000万ポンドのボーマス条項、合計で最大6,000万ポンド規模が支払われる契約構造だと伝えている。ローンに買い取り義務を組み合わせる手法は支払いを次年度に分散させる狙いで用いられることが多く、今回もその一例とみられる。
加入のタイミングは今夏の登録期限の直前で、背番号発表も済んだことから次戦以降のメンバー入りが視野に入る。前線ではソランケとリシャルリソンがすでに今季の出場機会をめぐって競っており、そこにマーモウシュが加わることでデゼルビの前線の選択肢は一気に広がる形となった。

