レポート
カラバオカップ2回戦、チャンピオンシップのチャールトンとの一戦は本来地味な試合になりがちだが、この日のトッテナムは違った。理由の一つが、加入からわずか1日でスパーズデビューを飾ったサヴィオだ。
71分投入、スタンドに響いた歓声
サヴィオはドミニク・ソランケに代わって71分に途中投入されると、トッテナム・ホットスパー・スタジアムは大きな歓声に包まれた。22歳のブラジル人ウインガーは投入直後から積極的に仕掛け、ロベルト・デゼルビが獲得を熱望した理由をさっそく体現してみせた。
82分、値千金のデビューゴール
均衡を破ったのは82分だった。サヴィオは右サイドからカットインし、チャールトンの2人のディフェンダーをかわすと、ゴール左隅へ豪快に突き刺した。さらに85分には自身のシュートが味方DFベン・デイヴィスに当たってゴールに吸い込まれる形となり、アシストも記録した。
シモンズが送った「言った通り」
試合を見届けたシャビ・シモンズは、サヴィオのゴールセレブレーションの画像をSnapchatに投稿し、「言った通り(Told you….)」とだけ添えた。ファンアカウントがこの投稿をXで拡散し、話題となった。

記事解説
シモンズは今夏、サヴィオ獲得情報に最も精通した”スパーズ関係者”の一人として知られていた。PSVエインドホーフェン時代からの旧知の間柄で、加入が正式発表された25日には、クラブ公式のウェルカム動画に真っ先に登場し歓迎のメッセージを送っている。
今回スタジアムで観戦していたのも偶然ではない。シモンズは前十字靭帯損傷からの復帰を2027年序盤に見込んでおり、目下はピッチ外でチームを見守る立場にある。それだけに、加入初日で結果を出した盟友への「言った通り」という一言には、単なる軽口以上の重みがある。
試合はサヴィオのゴール・アシストも含め5-1の快勝で終えた。デゼルビ体制下でウインガー陣の層はさらに厚みを増しており、シモンズが負傷から復帰した際に2人がピッチ上でどんなコンビネーションを見せるか、ファンの期待はすでに膨らみ始めている。

