レポート
トッテナムは日本時間27日未明、カラバオカップ3回戦でチャールトンをホームに迎える。直近のブレントフォード戦でプレミアリーグ開幕から3連敗ならぬ0-3完敗を喫しており、土曜のニューカッスル戦を前に今シーズン初勝利で反撃に転じたい試合となる。対するチャールトンはチャンピオンシップ開幕から2連勝と好調で、ウェストハムからのアウェー勝利も含まれる。
ケガ人情報:ファンデフェンとポロがベンチ復帰、マディソンは離脱
デゼルビはすでに、キャプテンのミッキー・ファンデフェンと、W杯優勝経験を持つ右サイドバックのポロがベンチ入りすると明かしている。マンチェスター・シティから8,500万ポンドで加入したばかりのサヴィオも出場可能な状態だが、クドゥスはまだ準備が整っていない。一方、ジェームズ・マディソンはブレントフォード戦で負った肩の負傷により、今回も欠場が濃厚とされている。
ゴールド予想:「サヴィオには1時間を与えたい」
football.londonのアラスデア・ゴールド記者は、カップ戦での早期敗退を避けつつ出場機会が少ない選手にも出番を与えるバランスを重視する。GKはドゥブラフカを継続起用し、センターバックはセネシを先発させてファンデフェンを途中投入、左サイドバックはウドギからデイヴィスへの交代を想定する。中盤はベンタンクールとフェルナンデスの組み合わせとし、サヴィオは体力面を考慮して1時間の出場に留め、その後テルとムーアで左サイドの時間を分け合わせる。前線はソランケを先発させ、10番はギャラガーとベリヴァルのどちらかとしている。
テイラー予想:「キンスキーに自信を取り戻させたい」
一方、ライアン・テイラー記者はGKの選択で真逆の判断を下した。通常なら控えGKのドゥブラフカをカップ戦で起用すべきだとしつつも、ブレントフォード戦で3失点を喫したキンスキーにこそ、ニューカッスル戦を前に自信を取り戻す機会を与えるべきだと主張する。グレイを右サイドバックで継続させ、センターバックはダンソとデイヴィスの組み合わせ、左サイドバックはウドギに出場機会と体力を与え、ロバートソンとの争いに備えさせる。中盤はベンタンクールとフェルナンデスの二枚を並べ、サヴィオには即デビューを飾らせる。10番にはベリヴァルを起用し、より前目のポジションでの適性を見極める好機だと位置づけている。
記事解説
両記者の予想で最も対照的なのがGKの選択だ。ゴールドはカップ戦でも控えGKに実戦経験を積ませる定石を優先したのに対し、テイラーはブレントフォード戦で3失点したキンスキーを、あえて格下相手のカップ戦で使うことで自信を回復させるべきだと考えている。どちらも土曜のニューカッスル戦を見据えた判断であり、目先の勝敗より中期的なチーム状態の立て直しをどう優先するかという、デゼルビが抱える悩みそのものを映し出している。
サヴィオの起用については両記者の見解が珍しく一致した。加入発表からわずか数日、加入後初インタビューを終えたばかりというタイミングだが、0-3完敗直後のチームが即戦力の攻撃的な刺激を必要としていることの表れと言える。対照的に、マディソンは負傷から立ち直れないままシーズン序盤を迎えており、新加入組への依存度が高まっている実情も見えてくる。
10番を巡るギャラガーとベリヴァルの選択も見逃せない論点だ。テイラーが指摘するように、ベリヴァルは本来より前目でこそ持ち味を発揮するタイプで、深い位置でのプレーには疑問符が付く。ブレントフォード戦で2人とも前半で交代させられた経緯を踏まえると、この一戦はデゼルビにとって10番の適性を見極める実質的なテストの場になりそうだ。

