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【移籍】ガラタサライがサールとテルの同時獲得を画策──サールとは個人合意、テルとの交渉も加速

【移籍】ガラタサライがサールとテルの同時獲得を画策──サールとは個人合意、テルとの交渉も加速

✔ サールはブレントフォード戦で登録外
✔ ガラタサライがサールと個人合意
✔ さらにガラタサライがテル獲得へ交渉も加速

レポート

サールとの個人合意、水面下で進行か

パペ・マタル・サールを巡る移籍報道が収まらない。ブレントフォード戦ではメンバー入りすら果たせず、ロベルト・デゼルビ監督も試合後、今夏の退団の可能性を明確には否定しなかった。複数の媒体は、ガラタサライがサール獲得のレースで先頭に立ち、交渉を前進させていると伝えている。トルコの記者ヤーズ・サブンジュオール氏によれば、ガラタサライはすでにサール本人との個人合意に達しており、現在はスパーズとのクラブ間交渉を進めている段階だという。

標的はもう1人──先発の主力級テルにも触手

サールだけがガラタサライの標的ではない。フォトスポルの報道によれば、前線の補強を狙う同クラブは、開幕戦でブレントフォード戦に先発したマティス・テルの獲得も模索しているという。ガラタサライはすでにスパーズとテルについて交渉のテーブルに着いており、その動きは「ここ数日で加速している」と伝えられている。オカン・ブルク監督は、テルをヴィクター・オシムヘンのカバー要員として想定しているとされ、ウイングでもプレーできる21歳の汎用性の高さも魅力に映っているようだ。

優先順位はウズン、フランクフルトも参戦──最終判断はオファー次第

ただし、フォトスポルはテルがガラタサライにとって最優先のターゲットではないと明言している。同クラブはアイントラハト・フランクフルト所属のジャン・ウズンの獲得にも動いており、優先順位ではこちらが上だという。興味深いのは、当のフランクフルトも近年テルへの関心を示し、事態を「掻き回している」と伝えられている点だ。ガラタサライにとってテルはウズンに対する「最も重要な代替案」の1つとされる一方、スパーズはテルの去就について、寄せられるオファー内容を見た上で最終判断を下す方針だという。

記事解説

サールとテル、2つの案件には温度差がある。サールについては「個人合意」が加わり前進した印象を与えるが、これは選手本人との条件交渉が固まった段階に過ぎない。8月22日時点でガラタサライの1,840万ユーロの提示はスパーズに拒否され、2,500万ユーロ規模を要求されていたと報じられており、個人合意とクラブ間の移籍金交渉は別の関門だ。デゼルビが退団を否定しなかった事実と合わせても、金額面の溝が埋まったとまでは言い切れない。

一方のテルは開幕戦のスタメン組であるにもかかわらず、早くも放出候補に名前が挙がる。背景には前線の選手層の厚みがありそうだ。サヴィーニョの獲得はすでに固まり、マーモウシュとの交渉も継続中と伝えられ、この2人が加われば出場機会はむしろ狭まりかねない。「オファー次第」という書きぶりからも、クラブ主導の放出というより条件次第で応じる姿勢に近いだろう。

もう1つの視点は、2026/27シーズンから財務ルールがSCR(スクワッド・コスト・レシオ)に移行した点だ。今夏だけで2億3,700万ポンド規模の支出を計上したスパーズにとって、移籍期限間際の追加放出はスカッドコストの調整弁になりうる。サールとテルの売却が実現すれば、マーモウシュ獲得の原資やSCR上の余力確保につながる可能性がある。