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【移籍】ロマーノ:マンチェスター・シティがガクポ獲得へ交渉開始──トッテナムも参戦、争奪戦の行方は

【移籍】ロマーノ:マンチェスター・シティがガクポ獲得へ交渉開始──トッテナムも参戦、争奪戦の行方は

✔ シティがガクポ獲得へ交渉開始
✔ スパーズも交渉のテーブルに
✔ 月曜に代理人陣と接触とロマーノ

レポート

シティが月曜、代理人陣と接触

マンチェスター・シティとリバプールの間で選手が移籍するケースは長年のライバル関係もあり非常に稀だが、今夏はその構図が崩れる可能性が出てきた。Sky Sportsのジャンルカ・ディマルツィオ記者とファブリツィオ・ロマーノ記者によれば、マンチェスター・シティはトッテナムに先んじる形で、リバプールのコディ・ガクポ獲得に動いているという。

ペップ・グアルディオラとユルゲン・クロップがそれぞれ両クラブを去って以降、往年ほどの激しい対抗心は薄れたとされるが、両クラブは今も上位4位以内の座を争う直接のライバル同士である。ディ・マルツィオによれば、エンツォ・マレスカ率いるシティはガクポ獲得へ動き出しており、トッテナムに先手を打つ狙いがあるという。

ロマーノはさらに踏み込み、シティが月曜、ガクポの代理人陣と交渉のテーブルに着いたと報じている。同記者によれば、この時点でトッテナムも並行して交渉を進めているという。

スパーズも交渉のテーブルに

ディ・マルツィオの報道では他クラブの名前には触れられていないが、複数の報道でトッテナムの関心が伝えられてきた。一部報道では、トッテナムがすでにリバプールに対しオファー提示の意向を伝達済みとも報じられている。エンツォ・マレスカ率いるシティと、トッテナムが同一の選手を巡って正面から競り合う、今夏では珍しい構図になりつつある。

開幕戦の決勝弾と、リバプールでの実績

コディ・ガクポのリバプールでのゴール関与は、シーズンを追うごとに右肩上がりだった。

シーズン ゴール アシスト ゴール関与
2022/23 7 3 10
2023/24 16 7 23
2024/25 18 7 25
2025/26 9 6 15

今夏に関しては、リバプールが移籍期限までガクポを引き止めたいと考えている可能性も十分残っている。同選手はプレミアリーグ開幕戦のニューカッスル戦で価値あるゴールを記録しており、リバプールが新たなFWを獲得できるかどうかがガクポの去就を左右するとみられる。リバプールはイブラヒム・エムバイエとブラッドリー・バルコラの獲得に興味を示しているとされ、これらの補強が実現するかどうかも今後の焦点となる。

記事解説

今回の構図で見逃せないのは、当のマンチェスター・シティがこの夏すでにサヴィーニョとマーモウシュという2人のアタッカーをトッテナムへ放出しようとしている点だ。ライバルへ主力候補を明け渡した直後に、そのライバルと同じ選手を追いかける展開は皮肉にも映るが、裏を返せば前線の駒を大きく減らしたシティにとって、代替の補強が急務であることの表れとも言える。

トッテナムの立場から見ると、状況は必ずしも楽観できない。すでにサヴィーニョとマーモウシュの獲得に多額の資金を投じており、SCR(スクワッド・コスト・レシオ)の枠内で3人目の大型アタッカー獲得にどこまで資金を割けるかは不透明だ。一方のシティは、2人の放出によって得た資金を今回の交渉に転用できる立場にある。トッテナムがリバプールへオファー提示の意向を伝えるなど先手を取っているとの報道もあるが、資金力の面ではシティが優位に立つ可能性は否定できない。

そもそもリバプールがこの移籍期限までにガクポを手放すかどうかも読み切れない。エムバイエやバルコラの獲得が具体化しなければ、開幕戦で決勝ゴールを記録したばかりの選手を安易に放出する理由は乏しい。争奪戦の行方は、シティとトッテナムの交渉力だけでなく、リバプール自身の補強計画にも左右されることになりそうだ。