レポート
マン・シティはアラン・エリアス獲得へ最終局面、マーモウシュ放出の準備完了
マンチェスター・シティはパルメイラスの22歳ウインガー、アラン獲得に向けて最終交渉を進めており、総額4,000万ユーロ超の取引で合意に近づいている。ロマーノは自身のYouTubeで「マン・シティはアラン獲得に非常に自信を持っている」と述べ、24〜48時間以内に決着する可能性を示した。
アランはブラジル国内で高い評価を受ける左利きのウインガーで、マン・シティは当初「残留を希望するパルメイラスの姿勢」を懸念していたが、追加条件の提示でクラブ側を動かしたとされる。アラン獲得が成立すれば、マン・シティは前線の層を維持できるため、マーモウシュ放出の準備が完全に整う。
ロマーノ「マーモウシュはトッテナムに加入する」──2枚同時補強が成立間近
ロマーノは「アランがマン・シティに加入し、マーモウシュはトッテナムに加入する」と明言しており、スパーズはサヴィーニョとマーモウシュの“2枚同時補強”を完了間近としている。サヴィーニョの取引はすでにクラブ間合意済みで、公式発表待ちの段階だ。
マン・シティはこの2名の放出で総額1億6,000万ポンド規模を回収できると報じられており、財務面でも合理的な判断となる。スパーズは攻撃陣の刷新を急いでおり、デゼルビが求める「走力・強度・裏抜け・プレス能力」を備えた選手を複数確保する方針だ。
ブレントフォード戦0-3惨敗──攻撃補強の必要性が露呈
スパーズは2026/27シーズン開幕戦でブレントフォードに0-3で惨敗し、攻撃面の不足が露呈した。デゼルビは試合後、「プレミアリーグ開幕に間に合っていないことは分かっていた」と述べ、強度・デュエル・セカンドボールのすべてで劣っていたと認めた。
この試合は、スパーズが前線の補強を急ぐ必要性を強く示す内容となった。サヴィーニョとマーモウシュの加入は、攻撃の推進力と決定力を補うための“即効性のある補強”として位置付けられている。
アラン加入 → マーモウシュ放出 → スパーズ加入という“連動型移籍”
今回の移籍は「マン・シティの補強が成立することで、マーモウシュのスパーズ加入が確定する」という連動型の構造になっている。マン・シティはアラン獲得で前線の層を維持し、マーモウシュ放出で財務面を整理する。スパーズはそのタイミングを待ち、2枚同時補強を一気に完了させる。
ロマーノは「アランは早ければ来週マン・シティに加入し、マーモウシュはトッテナムに加入する」と述べており、取引は最終段階に入っている。
記事解説
開幕戦の前までは、マン・シティの「代替の補強が成立するまでは放出しない」という慎重な姿勢に対し、スパーズファンの間では懐疑的な声も少なくなかった。特に、サヴィーニョとマーモウシュの2枚同時補強が“マン・シティ側の動き次第”で停滞していたことは、補強を急ぐスパーズにとって不安材料だった。
しかし、ブレントフォードとの開幕戦でアタッカーのベンチ要員を含めた戦力不足が露呈し、0-3の惨敗を喫したことでその考え方は一変した。攻撃の推進力、裏抜け、強度、セカンドボールの回収力──いずれも不足しており、デゼルビ自身が「準備不足」を認めるほどだった。こうした現実を突きつけられたスパーズからすれば、マン・シティが“代替補強を確保してから放出する”という盤石な立ち回りは、むしろ深く理解できるものとなったと言える。
そのうえで、マン・シティがアレン・エリアス(アラン)獲得に目処をつけたことで、マーモウシュのスパーズ加入が一気に前進したことは、スパーズにとって大きな収穫だ。確かに補強の順序としては「後手に回った」形ではあるが、結果として攻撃陣の刷新が現実的なラインに乗ったことは、開幕戦の惨敗を受けたクラブにとって極めて重要な意味を持つ。
今後はサヴィーニョとマーモウシュの加入を起点に、ストライカー補強へ進む可能性が高い。今回の記事は、スパーズが“攻撃陣の再構築フェーズ”に完全突入したことを示す内容となっている。

