レポート
ガラタサライと個人合意へ前進──3年契約、年俸約900万ユーロ
Africa Footによれば、パペ・マタル・サールはガラタサライ移籍を熱望しており、交渉は最終段階に入っているという。オカン・ブルック率いるガラタサライとの間で個人合意に達したとされ、契約期間は3年、年俸は手取りで約900万ユーロの厚待遇だという。ボーナスを含むかどうかは明らかにされていない。
デゼルビ体制でわずか67分、出場機会の激減が背景に
サールは2030年までスパーズと契約を残しており、Transfermarktの評価額は3,000万ユーロ。昨シーズンは37試合に出場して2,212分(うちプレミアリーグは1,389分)をプレーしたが、3月のデゼルビ就任後はわずか4試合67分の出場にとどまっている。出場機会の乏しさから複数クラブが関心を寄せていたとされ、今回ガラタサライが一歩リードした形だ。
トナーリ、フェルナンデス加入でさらに序列低下、クラブ間交渉はこれから
元メスのサールをガラタサライは口説き落としたとされ、あとはクラブ間の合意を待つ段階に入っている。Africa Footによれば、トルコのスュペル・リグ王者のガラタサライはすでにスパーズとの協議に入っており、交渉は順調に進んでいるという。両クラブとも最終合意に楽観的な見方をしているとされる。スパーズは今夏の補強でトナーリとフェルナンデスを中盤に加えており、サールが残留した場合はさらに出場機会が限られる立場になる。今シーズンのスパーズが国内カップ戦のみの参戦となることも、控え組の重要性を下げる一因だ。
記事解説
今回の情報源はAfrica Footというルートで、ロマーノやThe Athleticのような一次情報に強い媒体と比べると、信頼度としては一段階下に位置づけられる。「個人合意」自体は具体性のある報道だが、クラブ間の正式合意にはまだ距離があり、確定情報として扱うのは時期尚早だろう。
とはいえ、報道内容自体は不自然ではない。デゼルビ体制でわずか67分という出場時間、同じMFのトナーリやフェルナンデスの補強や、プレシーズン中のギャラガー、ベリヴァル、グレイの優遇を考えても、この放出を裏付けるには十分な数字だ。トルコのクラブの関心は今年4月の時点ですでに報じられており、今回は単発の憶測ではなく、数カ月にわたる交渉の延長線上にあると見るのが妥当だ。
トナーリとフェルナンデスの加入で中盤の顔ぶれが一新された今、サールに残された道は限定的だ。今シーズンは国内カップ戦のみの参戦とあって、スカッドの層の厚さよりも実戦から離れた選手の整理を優先する判断は、クラブ側にとっても合理的と言える。

