📢【9/12(土)📺️初公開収録】スパーズジャパンTVが「スパーズ装飾」で彩られたHIS新宿で公開収録👀「参加無料」お申込みはお早めに!📣

【移籍】ゴールドが報じるダブル補強の全貌──マーモウシュは1年半前からミドがレヴィに進言、サヴィーニョはシティ最高額放出へ

【移籍】ゴールドが報じるダブル補強の全貌──マーモウシュは1年半前からミドがレヴィに進言、サヴィーニョはシティ最高額放出へ

✔ スパーズ、マーモウシュとサヴィーニョの合計1億4,000万ポンド規模のダブル補強を推進
✔ 登録期限は金曜正午、間に合えばブレントフォード開幕戦から起用可能
✔ 元エジプト代表ミドは1年半前からレヴィにマーモウシュ獲得を進言していたと証言

レポート

最大1億4,000万ポンド規模の”ダブル補強”──登録期限は金曜正午

football.londonのアラスデア・ゴールド記者によれば、スパーズはマンチェスター・シティのマーモウシュとサヴィーニョを同時に獲得する大胆なダブル補強を進めており、合計額は1億4,000万ポンドに達する可能性があるという。両クラブの間で交渉は進展しており、デゼルビが要望していた前線の攻撃的な選手を揃えられるかが焦点となっている。合意に至った場合、土曜夜のブレントフォード戦に間に合わせるには金曜正午までの登録が必要となる。

デゼルビが以前から狙っていたマーモウシュ──フランクフルト時代は51試合45ゴール関与も、シティでは”添え物”に

football.londonは先月、デゼルビがマーモウシュを高く評価していると報じていた。27歳のエジプト人FWはスピード、フィニッシュ、動き出し、前線からのプレッシングに定評があり、デゼルビのシステムに合致するという。中央のストライカー、トップ下、あるいは左ウイングから中へ切れ込む形など複数のポジションでプレーできる。2024/25シーズンはアイントラハト・フランクフルトとシティ合計で51試合45ゴール関与という驚異的な数字を記録し、5,900万ポンドでプレミアリーグ移籍を果たした。

しかし昨シーズンはペップ・グアルディオラの下で出場機会が激減。プレミアリーグ先発はわずか8試合、チャンピオンズリーグ先発は2試合にとどまり、36試合の出場のほとんどがベンチスタートという中、ゴール関与は11にとどまった。

元エジプト代表FWミドが1年半前にレヴィへ直訴していた

デゼルビだけでなく、スパーズはかねてよりマーモウシュを注視してきたという。元エジプト代表FWでスパーズにも在籍したミドは、当時会長を務めていたダニエル・レヴィに獲得を進言していたことを明かしている。

「1年半前、私はダニエル・レヴィにメッセージを送り、オマル・マーモウシュを追いかけるよう伝えた。彼は世界最高峰の選手の一人になると話したが、クラブが動いた形跡はなかったと思う」とミドは今年、OnTime Sportsで語った。

サヴィーニョはシティ史上最高額の放出案件に

サヴィーニョへの関心も長期にわたるもので、football.londonはプレシーズンのニュージーランド・オーストラリア遠征中、クラブ内でこの22歳のブラジル人ウイングとの合意に対する期待が高まっていたと報じていた。サヴィーニョはプレミアリーグ初年度に13アシストを記録する好スタートを切ったが、直近のシーズンは負傷に悩まされた。それでもデゼルビとスパーズ側は彼の将来性を高く評価しており、シティ史上最高額の放出額となる8,500万ポンドを投じる可能性があるという。シティが昨シーズン彼の放出に消極的だったのも、この将来性への期待の表れだった。

デゼルビの「サメ」発言と「60%」発言──”ボンバ”はこのダブル補強か

ガクポも引き続きデゼルビの補強リストに残っているとされ、経験豊富なプレミアリーグ選手を集めるという今夏の方針は変わっていない。両選手ともマレスカ新体制下でのプレシーズンの試合に出場しており、一定のコンディションは保たれているとみられる。ただしサヴィーニョは体調不良でコミュニティシールドのアーセナル戦を欠場しており、シティ側がジェレミー・ドクの負傷離脱を受けて後任の目処を立てたいと考えている可能性も指摘されている。

デゼルビは遠征中、football.londonの取材に「移籍市場で欲しい選手がいるとき、私はサメのようになる。ノーとは言わせない。移籍市場はまだ終わっていないが、プロジェクトの60%はすでに完了した。今はもう一つの”ボンバ”がある」と興奮気味に語っていた。あの発言から3週間、資金的な余裕も増した今、その”ボンバ”がこのダブル補強を指していた可能性が現実味を帯びてきている。

記事解説

今回の報道が従来のマーモウシュ関連の報道と一線を画すのは、具体的な合計金額(1億4,000万ポンド)と、マーモウシュのフランクフルト時代の圧倒的な数字、サヴィーニョの13アシストという実績といった、選手個別の文脈まで踏み込んでいる点だ。加えて情報源がスパーズ番記者として高い信頼を置けるアラスデア・ゴールドである点も大きい。単なる噂の域を出ない報道と比べ、確度は一段高いと見てよいだろう。

ミドの証言は興味深い補助線を提供する。1年半前という時期は、マーモウシュがまだフランクフルトに在籍していた頃と重なる。当時から獲得を検討しながら動かなかったのだとすれば、今回はその”宿題”を解消する動きとも言える。ただし、これはあくまでミド個人の主張であり、当時のスパーズ内部の実際の評価プロセスまでは検証しようがない点には留意が必要だ。

8,500万ポンドという金額は、サヴィーニョ個人の評価としては破格の水準だ。すでに2億3,700万ポンドを投じている今夏の補強費に、マーモウシュ分の推定5,500万ポンド前後を加えれば、合計は3億ポンドに迫る規模になる。これほどの投資に踏み切れる背景には、放出組の売却額も相応に積み上がっていることがあるとみられる。

シティ側の事情として見逃せないのがドクの負傷離脱だ。シーズン開幕を欠く主力ウインガーの穴を埋める前に、サヴィーニョを手放すことにマレスカが慎重になる可能性は十分に考えられる。ただし、ドクの負傷とサヴィーニョの放出交渉のどちらが先に動いていたのかという時系列は原文でも明確ではなく、ドクの負傷が交渉を遅らせる要因になるのか、あるいはすでに織り込み済みで交渉が進んでいるのかは、現時点では判断がつかない。

金曜正午という登録期限は、単なる事務手続き以上の意味を持つ。開幕戦に間に合うかどうかは、今夏の補強効果を最初から体感できるかを左右する重要な分岐点であり、今後2日間の交渉の行方に注目が集まる。