レポート
サヴィーニョが移籍要望書を提出、木曜欠席は体調不良
サヴィーニョは木曜、マンチェスター・シティとアーセナルのコミュニティシールドを控えたチーム練習を欠席し、移籍をめぐる憶測を呼んだ。しかしエンツォ・マレスカは、この欠席が移籍問題ではなく体調不良によるものだと説明している。この日の午後に予定されているセッションでの状態を見て、アーセナル戦への起用を判断するとした。
これに関連し、サヴィーニョが現所属クラブに正式な移籍要望書を提出していたことも明らかになった。より頻繁な出場機会を求めており、2025/26シーズンは当時のシティ指揮官の下でわずか7先発にとどまっていた。
ガクポとは7,000万ポンドで交渉進展
スパーズが狙う前線補強はサヴィーニョだけではない。リバプールのコディ・ガクポについても、7,000万ポンド規模での交渉が進められているとみられる。新監督アンドニ・イラオラの下でのガクポの立ち位置は不透明とされている。リバプール側は、パリ・サンジェルマンのブラッドリー・バルコラを左サイドの新戦力として長期間追っており、ガクポの売却は、その獲得資金の確保にもつながる。
さらにデゼルビは、リシャルリソンとソランケがともに振るわないシーズンを送ったことを受け、新たなセンターフォワードの獲得も模索しているとされる。この件に関連し、チェルシーは、昨シーズンのバイエルン・ミュンヘンへのローンを経て、ニコラス・ジャクソンを一時的または完全に放出する可能性があるとされ、同クラブはこのセネガル代表FWを6,000万ポンドと評価しているという。
記事解説
今回新たに明らかになった「移籍要望書の提出」という事実は、前回報じられていた口頭合意という段階から、さらに一歩踏み込んだ状況を示している。選手側が正式な書面で意思表示をしている以上、交渉の主導権は徐々にスパーズ側へ傾きつつあるとみてよいだろう。木曜の欠席騒動についても、マレスカが即座に火消しに動いた点から、シティ側が不必要な混乱を避けたい思惑がうかがえる。
ガクポの案件が同時進行している点も見逃せない。リバプールがバルコラ獲得の原資としてガクポ売却を位置付けているという構図は、サヴィーニョの一件とは異なり、双方の思惑が一致しやすい取引になり得る。スパーズにとっては、サヴィーニョより早期に決着する可能性すらあるだろう。
新フォワードの模索については、リシャルリソンとソランケの不振という現実的な課題から来ている。ジャクソンの評価額6,000万ポンドは、これまで報じられてきたオシムヘンやバログンといった候補と比較しても現実的な水準であり、複数の選択肢を並行して検討する今のスパーズの姿勢を象徴している。前線3ポジションの同時補強という大きな計画が、今後数週間でどこまで現実化するかが焦点になりそうだ。

