レポート
スパーズは24時間足らずのうちにホッフェンハイムと2度目の対戦を迎える。ロベルト・デゼルビにとって、選手の出場時間管理が極めて重要になる一戦だ。
今夏最後のプレシーズンマッチとなるこの試合は、ホットスパー・ウェイでの無観客試合として行われる。1試合目は数千人のファンが見守るトッテナム・ホットスパー・スタジアムで行われ、スパーズは3-0で勝利を収めた。2試合目は、デゼルビ体制にとって慌ただしかったプレシーズンキャンプの締めくくりとなり、その後はすぐにプレミアリーグへと意識が切り替わることになる。24時間足らずでの連戦となるため、出場時間の管理は絶対に欠かせない要素だ。
予想スタメン
GK:マルティン・ドゥブラフカ
控えGKのドゥブラフカが、この試合ではスタメンで起用される見込みだ。デゼルビは2試合を通じ、アントニン・キンスキーとドゥブラフカで出場時間を分け合う方針とみられる。
RB:ペドロ・ポロ
好調だったワールドカップを経て長期休養を取っていたポロは、ホットスパー・ウェイへの復帰を果たしたばかり。プレミアリーグ開幕前に、いくらかの出場時間が与えられると予想される。スタメンでなければ、あるいはこの試合には時期尚早と判断されれば、タイ・ホールが起用される可能性が高い。
CB:ケビン・ダンソ
オーストリア代表のダンソは、今シーズンはファンヘッケの控えとなる見込みで、チェルシー戦での退場明けとなるため、出場時間を積む必要がある。
CB:ベン・デイヴィス
デイヴィスとミッキー・ファンデフェンのどちらが起用されるかは、まさに五分五分の状況だ。オランダ人のファンデフェンはプレシーズンに一切出場していない。1試合目の人選次第で、どちらかがこのポジションに指名される可能性がある。
LB:ソウザ
スパーズは今夏ジェド・スペンスを失う見込みで、既にインテル・ミランへの移籍が決まっている。これによりソウザの出場機会が増えると見られ、ホッフェンハイム戦でも起用が予想される。
DM:ロドリゴ・ベンタンクール
ウルグアイ代表のベンタンクールはプレシーズンであまり出場機会を得ておらず、マッチフィットネスを高めるためにこの試合で起用されるはずだ。
CM:マテウス・フェルナンデス
フェルナンデスが直近で出場したのは、スパーズのセカンドXIとU-21の間で行われた試合。土曜のホッフェンハイム戦には出場しておらず、日曜も再びスタメンで起用される可能性が高い。
CM:パペ・マタル・サール
セネガル代表のサールはプレシーズンでほとんど出場機会を得られておらず、この試合での起用が見込まれる。スパーズファンとしては、ジェームズ・マディソンがベンチスタートとなる可能性に注目したいところだ。
LW:ダモラ・アジャイ
スパーズはワイドフォワードの選択肢不足が続いている。モハメド・クドゥスとデヤン・クルゼフスキが負傷中で、マノル・ソロモンも最近売却されたことから、アジャイがサイドに入る見込みだ。
ST:デイン・スカーレット
ドミニク・ソランケはこの試合、大きな負傷懸念を抱えているとみられ、これによりスカーレットに出場機会が巡ってきそうだ。
RW:ルーカス・ウィリアムズ=バーネット
スパーズファンは、プレミアリーグ開幕前にこの若手の姿をもう一度見たいと思うだろう。最近ファーストチームのトレーニングに復帰したばかりのため、ジェイミー・ドンリーのような選手と入れ替わる可能性もある。あるいは、モハメド・クドゥスの起用もあり得るかもしれない。
記事解説
今回の予想スタメンの特徴は、1試合目とはほぼ完全に入れ替わった顔ぶれになっている点だ。控えGKのドゥブラフカ、若手のアジャイ、スカーレット、ウィリアムズ=バーネットなど、出場機会の少なかった選手たちが並ぶ構成は、開幕直前の負荷分散という意味合いが強い。
注目したいのは、マディソンとサールの立ち位置だ。マディソンがベンチスタートになるとすれば、それはプレシーズン未出場が続く中でも、無理に連戦を強いる必要はないという判断の表れとみられる。一方でサールは、出場機会そのものが少なかった選手として、この試合でコンディションを引き上げる必要性が高い。
ソウザ、デイヴィスといった選手たちが出場機会を得られそうな点も見逃せない。スペンスの退団、ファンデフェンの出遅れという事情が重なったことで、これまで序列で後方に位置していた選手たちに、開幕前最後のアピールの場が回ってきた形だ。

