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【公式】マイキー・ムーア、初ブレースの喜び──「デゼルビは信じられないほどの存在」

【公式】マイキー・ムーア、初ブレースの喜び──「デゼルビは信じられないほどの存在」
✔ マイキー・ムーアがホッフェンハイム戦で自身初のブレースを記録
✔ レンジャーズへの1シーズンのローンを経て、15カ月ぶりの本拠地でのプレー
✔ デゼルビの指導について「信じられないほどの存在」と高く評価

レポート

マイキー・ムーアは、ロベルト・デゼルビのもとで多くを学んでいると語り、土曜のホッフェンハイムとの親善試合、3-0での勝利でその成果を鮮やかに実践してみせた。

2025年5月以来、実に15カ月ぶりとなる本拠地でのプレー。年齢は19歳のまま変わらないが、その間にスコットランド・プレミアシップのレンジャーズで1シーズンのローン経験を積んでいる。ムーアは後半に2ゴールを記録し、昨シーズンのブンデスリーガで5位に入ったチームを相手に勝利を確実なものにした。

右サイドでプレーしたムーアは、DFトリスタン・シュプランガーを見事に外してマティス・テルのクロスを沈めると、再びテルとの連携から、今度はパスをコントロールしてオリバー・バウマンの逆をつくシュートを沈めた。前半にリシャルリソンが先制点を挙げていたなか、ムーアにとって自身初となるブレースは、約55,000人のファンにとって有終の美となった。

「信じられないほどの存在」デゼルビへの信頼

試合後、SPURSPLAYの取材に応じたムーアは、あの信じられないようなスタジアムでまた仲間たちとプレーできたことに強い喜びを感じたと振り返り、プロとしては初めてのブレース(プレシーズンではあるが)に、良い感触を得たと語った。長期の休養明けから徐々にリズムを取り戻しており、フィジカル・技術の両面で調子が上向いていると説明。今日はこれまで以上に多くのものを出せたとし、今後さらに積み上げていきたいとの意欲を示した。

デゼルビの指導については、非常に強い情熱を持ち、自身の考えを明確に伝えるタイプの指揮官であり、ボールを持っているときも持っていないときも、一瞬たりとも気を抜くことを許さないと説明。ムーアはこの日の前半にも一度気の緩みがあったはずで、後で指摘されるだろうと明かしつつ、そうした厳しさから多くを学んでいると話した。「彼は信じられないほどの存在だ」と、ムーアはデゼルビへの信頼を語っている。

記事解説

今回のインタビューで印象的なのは、ムーア自身がデゼルビの厳格さを前向きに受け止めている点だ。「一瞬の気の緩みも許さない」という指導スタイルは、若手選手にとって時に厳しく映る可能性もあるが、ムーアの語り口からは、その厳しさを成長の糧として素直に受け止めている様子がうかがえる。

レンジャーズでの1シーズンのローン経験を経て、本拠地でのブレースという結果を出せたことは、単なる好調な1試合というだけでなく、ローンでの経験がしっかりと実を結んでいることの証左ともいえる。前回の分析記事でも触れた通り、今夏のムーアはさらなるローン移籍が有力視されているが、今回のパフォーマンスと本人の言葉からは、クラブでの居場所を確保しようとする強い意志も感じ取れる。

デゼルビとの信頼関係が既に築かれつつある様子は、仮にムーアが再びローンへ送り出されるとしても、将来的なトップチーム復帰への土台になり得る材料だろう。指揮官からの評価と、本人の成長意欲が噛み合っている状況は、この若手アタッカーの今後を占う上で好材料といえる。