レポート
インテル・ミラノと完全合意
スパーズのイングランド代表SBスペンスは、インテル・ミラノへの移籍に近づいている。スパーズは、2,690万ポンド規模とされる条件でインテル・ミラノと合意に達したという。ファブリツィオ・ロマーノによれば、この選手とイタリアのクラブとの間ではすでに完全な合意が整っており、セリエA移籍が目前に迫っている。サン・シーロでのメディカルを経て、スペンスは来季チャンピオンズリーグの舞台に立つことになる。
リバプールは”逃す”結果に
プレミアリーグのライバルであるリバプールも、この多用途SBの獲得に関連付けられていたが、獲得を逃す形になったとみられる。W杯でのイングランド代表としての活躍を受け、スパーズが回収する移籍金を巡ってネット上では活発な議論が交わされている。今回報じられている合意額は、2022年にクラブがチャンピオンシップのミドルズブラへ支払った金額から、わずか690万ポンドの上乗せにとどまっている。
デゼルビ「残ってほしいが、残れとは言わない」
デゼルビ監督は以前、スペンスとベリヴァルの双方をクラブに引き留めたいが、退団を望むなら引き止めるつもりはないと語っていた。「彼らに言っているのは、ジェドとルーカスに言ったのと同じことだ。”残ってほしい”であって”残ってくれ”ではない」とし、「残りたくないなら、出て行かなければならない。その場合はヴィナイとヨハンと話してほしい。金額や売却は私が管理する話ではないからだ」と説明していた。
記事解説
さきに紹介したBBC発の「採集段階の交渉」という報道から、今回は“完全合意”という、さらに一段進んだ段階に到達した。金額(2,690万ポンド)も、BBCが報じていた「最低2,560万ポンド」という水準と概ね一致しており、複数の情報源による裏付けが取れた形になる。
「わずか690万ポンドの上乗せ」という表現がネット上で議論を呼んでいるという事実は、以前紹介した「安売り」批判が、単なる一部メディアの論調にとどまらず、ファンの間でも広く共有されている懸念であることを裏付けている。
リバプールが「逃す」結果になったという一文は、以前紹介した「プレミアの直接的なライバルへの売却を避ける」というスパーズの一貫した方針とも符合する。仮にリバプールがより高額を提示していたとしても、スパーズが同じ判断を下した可能性は十分に考えられる。

