クラブとの長期的な新契約にサインしたファンデフェンは、多くの愛を語った。
「ここに来た最初の日から、ずっとスパーズを愛している」
「ここにいるのがいつも楽しい。クラブを愛し、ファンを愛し、スタジアムを愛している。ここのすべてを愛しているし、僕もここでとてもよく成長できたと思う」
「また、新しくデゼルビが就任し、クラブが進もうとしている方向性が分かる。それがどうなるのか本当にワクワクしているし、僕もその一部になりたい」
ヨーロッパで最高のセンターバックの一人とみなされているファンデフェンは、2023年8月にVfLヴォルフスブルクから加入して以来、常に優れたパフォーマンスを見せている。
2025年のUEFAヨーロッパリーグ優勝(決勝のマンチェスター・ユナイテッド戦でのゴールライン上での見事なクリアを含む)における重要な選手である彼は、昨季終盤のデゼルビ体制下での重要な6試合でキャプテンを務め、リーダーシップの資質も示した。
「特別な日だ。ここが家のように感じられるから、違う感覚だとは言わない。でも、僕が抱いている感情は明らかにクラブからの信頼であり、デゼルビからの信頼だ。僕がクラブに抱く信頼は本当に特別なものであり、あと何年もここに留まれると知ることで特別な感情を与えてくれる」
まだ25歳のファンデフェンはクラブでの100試合出場という節目に近づいており、現在は96試合だ。また、オランダ代表の主力でもあり、ワールドカップでは4試合中3試合に先発出場した。
彼にとって未来はどう見えるか。
「成功に満ちた時間、健康を維持できることを願っている。それが最も重要だと思う。そして、ファンにとっても多くの喜びがあることを願っている」
「僕はこのクラブのために常に100%働く。すべてのことを大切に思っている。ファンを愛しているし、特に昨シーズンの困難な時期にファンが僕らの後ろ盾となってくれたのを見た。それを基盤にして、一緒に美しい思い出を作っていけたらと願っている」
記事解説
この本人インタビューは、以前伝えたクラブ公式発表の”骨格”に、感情的な厚みを加えるものだ。「初日からずっと愛している」という表現は、単なる契約更新の社交辞令にとどまらず、加入から3年を経てもなお色褪せない、クラブへの純粋な愛着を物語っている。
「デゼルビ体制で方向性がはっきり見える」という発言は、公式発表内のコメントと重なる部分だが、今回はより率直な言葉で、新指揮官への期待を語っている。以前紹介したロメロやスペンス、ベリヴァルを巡るデゼルビの発言(「金額や売却は自分の管轄ではない」等)と合わせて見ると、選手たちの間でデゼルビ体制への信頼が着実に築かれつつあることがうかがえる。
昨シーズンの苦しい戦いへの言及も印象的だ。降格圏争いという極限状況を、ファンとともに乗り越えたという実感が、今回の長期契約という決断の土台にあることがにじみ出ている。単なる実力評価だけでなく、こうした情緒的な結びつきの強さが、今回の残留を後押しした要因の一つと言えるだろう。

