レポート
5年契約、延長オプション付き
Spurs Webによれば、ファンデフェンの新契約は5年契約に1年の延長オプションが付く形になるという。これにより、クラブでの在籍が最長で2032年まで続く可能性がある。この条件は、オランダ人センターバックがクラブの最高給選手の一人になることを意味するという。情報源として引用されているSNSアカウント「szyexcl」の投稿には、「5年契約、2032年までの延長オプション付き。今やクラブ最高給選手の一人に」と記されている。
これまでの週給9万ポンドから大幅増額へ
この新契約により、クラブ内の給与体系には大きな開きが生まれることになる。今夏加入したサンドロ・トナーリは、現時点で週給25万ポンドとされ、クラブ内で突出した最高給選手となっている。これに次ぐのがシャビ・シモンズとクリスティアン・ロメロで、いずれも週給19万5,000ポンドとされる。一方、Spotracによれば、ファンデフェンのこれまでの推定週給はわずか9万ポンドにとどまっていた。今回の新契約でこの水準が大きく引き上げられ、週給20万ポンド台に到達しても驚きではないとの見方も示されている。
記事解説
このクラブ内の給与格差の広がりは、今夏のスパーズの補強戦略を象徴している。新加入選手(トナーリ)が既存の主力(ファンデフェン改定前)を大きく上回る待遇で迎え入れられていた事実は、外部からの補強を優先しつつ、既存戦力の待遇改善は後回しにするという、多くのクラブに共通する構造的な課題を映し出していた。
今回の大幅増額は、こうしたねじれを是正する動きとも言える。公式発表時の本人インタビューで語られていた「クラブからの信頼」という感覚は、単なる言葉だけでなく、こうした具体的な待遇改善によっても裏付けられていたことになる。
週給20万ポンド台という水準が実現すれば、ファンデフェンはトナーリに迫るクラブ屈指の高待遇選手になる。ロメロの退団が既定路線になりつつある中、守備陣の中心としての価値を、待遇面でも明確に示した形だ。

