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【近況】デゼルビ「補強は60%完了」、“ボンバ”の真相、さらに2〜3人の補強へ──マディソン、負傷再発説を否定

【近況】デゼルビ「補強は60%完了」、“ボンバ”の真相、さらに2〜3人の補強へ──マディソン、負傷再発説を否定

✔ デゼルビ「移籍市場のプロジェクトは60%完了」、残り2〜3人を計画
✔ マディソン、股関節負傷再発の噂を本人が明確に否定
✔ リシャルリソンは退団の意思を二転三転させているとの新情報も

レポート

デゼルビ「プロジェクトは60%完了」

デゼルビ監督は、7月の2億3,700万ポンド規模の大型補強ラッシュ以降、動きが落ち着いていることについて、今後数週間の動向でクラブの野心が判断されると強調した。

「マンチェスター・シティ、リバプール、チェルシー、アーセナルは、上位を維持するために資金を投じてきた。プレミアリーグの頂点で戦い、スパーズを最高レベルに置きたいなら、私たちが今やっているように、トップクラスの選手を連れてくる必要があると思う」

「移籍市場はまだ終わっていないが、私たちのプロジェクトは市場において60%完了した」と、9月1日の締め切りまでにあと2〜3人の選手を望んでいることを明かした。

攻撃陣は得点不足、リシャルリソンの去就は”二転三転”

プレシーズンでは得点不足が目立っており、ここまでの5試合中3試合はわずか1ゴール、残り2試合も2ゴールにとどまっている。マティス・テル、マイキー・ムーアの起用に加え、退団を告げられていたはずのソロモンさえもオセアニア遠征に帯同するなど、今夏の攻撃陣の選択肢の限られた状況が浮き彫りになっている。

オドベール、シャビ・シモンズはACL負傷からの復帰までまだ数ヶ月かかる見通しで、クドゥス、クルゼフスキも長期離脱からの回復途上にある。リシャルリソンについては、デゼルビ監督が、今夏スパーズを離れたいかどうか本人の考えが二転三転していると明かしている。

サヴィーニョ、バログンら代替候補も多数浮上

デゼルビが以前ほのめかした”ボンバ”は、サヴィーニョのことではなく別の選手を指していたことが、football.londonの取材で確認されている。サヴィーニョ自体への関心は継続しており、プレシーズンでの好調ぶりもあって、デゼルビは両サイドの選択肢強化のため引き続き獲得を熱望しているという。リバプールのガクポ、シティのマーモウシュとの関連も報じられているが、いずれも移籍実現の難易度は高いとみられる。

モナコのバログンへの関心も再燃しており、W杯期間中は実際の関心がなかったとされるが、本命候補の実現が難しいままなら状況が変わる可能性がある。このほか、ヴィジャレアルのミカウタゼ、マンチェスター・ユナイテッドのラッシュフォード、ガラタサライのオシムヘンといった名前も、長期的な候補として挙がり続けている。

マディソン「負傷再発は一切ない」

以前、股関節の古傷再発が報じられていたマディソンだが、月曜夜、自身のInstagramストーリーで、SNS上の憶測を明確に否定した。

「今日もチームでの良いセッションを終え、調子がいい。健康な状態でいいシーズンを送るために懸命に取り組んでいる。これまでの負傷の再発は一切ない。あなたたちの事情通情報は、事情通でも何でもない」と投稿している。

この発言により、今週末のホッフェンハイム戦、そして開幕戦のブレントフォード戦での出場に向けて動き出す可能性が出てきた。

ロメロの状況、10番問題、その他の放出

ロメロについては、以前報じた通り今週トレーニングに復帰する見通しだが、ファンヘッケの加入によって退団への扉が開かれている。

トップ下の選択肢が限られている点も課題で、現在はギャラガーが事実上の専任となっているが、本来のプレースタイルとは異なるものだ。復帰後のクドゥスやクルゼフスキがより中央寄りの役割を担う可能性も指摘されている。

ヴィカーリオも今夏の退団が見込まれ、キンスキーがすでにデゼルビの中で正GKの座を確立している。ベンタンクール、サールについては監督から欠かせない選手と評価される一方、欧州カップ戦のない今シーズンは、全員に出場機会を確保するのが難しい可能性も指摘された。

記事解説

デゼルビの「60%完了」という発言は、これまでの大型補強(トナーリ、フェルナンデス、ファンヘッケ等)を踏まえても、なお相当な仕事が残っていることを示す率直な自己評価だ。残り2〜3人という具体的な数字も、今後の補強ペースを占う上で重要な指標になる。

リシャルリソンの「気持ちが二転三転している」という新情報は、これまで漠然と契約最終年として扱ってきたこの選手の状況に、より人間的な複雑さを加える。本人の迷いが交渉の停滞にもつながっている可能性があり、今後の動向を注視する必要がある。

マディソンの否定コメントについては、以前の報道と食い違う内容だが、本人からの一次情報という点で、こちらの方がより確度が高いと判断すべきだろう。移籍、負傷報道においては、事情通を自称する情報源の確度にはばらつきがあり、今回のケースはその一例と言える。今後、マディソンの股関節については「再発」という前提を撤回し、順調な回復として扱う。

10番問題については、ギャラガーが不本意ながら専任を務めている現状が、プレシーズンの得点不足とも無関係ではなさそうだ。クドゥス、クルゼフスキの回復と、より適性のある役割への配置転換が、開幕後の得点力改善の鍵を握るとみられる。