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【合流】ロメロ、ポロ、スペンスが今週プレシーズン復帰──ポロは3大会連続でスパーズの選手によるW杯制覇

【合流】ロメロ、ポロ、スペンスが今週プレシーズン復帰──ポロは3大会連続でスパーズの選手によるW杯制覇

✔ ロメロ、ポロ、スペンスが今週トレーニングに復帰
✔ ポロはW杯優勝、3年連続でスパーズ選手が世界一を経験
✔ デゼルビ「残ってほしいが、残れとは言わない」と選手管理の哲学を明かす

レポート

3選手が今週復帰

football.londonのアラスデア・ゴールド記者によると、クリスティアン・ロメロ、ペドロ・ポロ、ジェド・スペンスの3人が、今週デゼルビ監督とチームメイトのもとへ復帰する見通しだ。3人はいずれも、7月18日の3位決定戦、翌19日の決勝戦以降、最低3週間と定められた休養期間を経てホットスパー・ウェイでのプレシーズントレーニングに合流するという。

ポロはスペイン代表としてW杯を制し、決勝ではロメロ率いるアルゼンチンを破っている。大会ベストイレブンにも選出されたポロの優勝により、スパーズの選手が3大会連続でW杯優勝を経験したことになる(2018年ユーゴ・ロリス、2022年ロメロ)。スペンスもイングランド代表として、米国・カナダ・メキシコ共催の今大会で3位という結果に貢献し、高い評価を得た。

ロメロのアルゼンチン代表チームメイトであるマルコス・セネシは、オセアニア遠征中にいち早くホットスパー・ウェイへ戻り、新らたな環境への順応を進めていた。グループステージのヨルダン戦で90分、決勝では18分プレーしたセネシは、比較的フレッシュな状態にあるとみられる。

ポロは去就決定、ロメロとスペンスは不透明なまま

ポロはスパーズとの大型長期契約に署名しており、将来が確定した状態でエンフィールドのトレーニング施設へ戻ることになる。一方、ロメロとスペンスの今後は依然として不透明だ。ロメロはアトレティコ・マドリード、インテル・ミランとの関連が報じられ続けている。昨夏の新契約締結にもかかわらず、5,200万ポンドで加入したヤン・ポール・ファンヘッケの存在が、然るべき金額であればロメロの退団を許容できるだけの選手層をクラブにもたらしている。

デゼルビ「残ってほしいが、残れとは言わない」

先日、デゼルビ監督は、スペンスとベリヴァルについて自身の考えを明かした。

「彼らには残ってほしいと思っている。でも”残ってくれ”ではなく、”残りたいなら残ってほしい”ということだ」

「もし残りたくない、出て行きたいなら、出て行かなければならない。その場合はヴィナイとヨハンと話してほしい。金額や売却は私が管理する話ではないからだ。最善の戦略についてヴィナイやヨハンと話すことはできるが、3,000万ポンドや4,000万ポンドを決めるのは私の立場ではないし、その立場を変えるつもりもない。監督業だけでも十分に大変だから、監督としての立場を守りたい」

「選手たちの考えや意見、プランは尊重する。ただしチームに残るなら、ピッチ上での私のルールと決断に従ってもらう必要がある。2試合、3試合が過ぎて、出場できていない選手が不満を募らせたり、他の選手やコーチングスタッフ、クラブに対して正しくない態度を取り始めたりすれば、それは大きな過ちになる。昨シーズンの教訓を活かせていないことになるからだ」

記事解説

3選手の復帰タイミングが示すのは、単なる休養明けの合流という以上に、クラブが抱える”未解決の去就問題”が、いよいよ本人たちと向き合わざるを得ない段階に入ったということだ。ポロのように将来が確定した状態で戻る選手がいる一方、ロメロとスペンスは、進行中の移籍交渉を抱えたまま練習に合流することになる。

ロメロとスペンスの状況には、明確な違いもある。ロメロはアトレティコ、インテルという具体的な交渉相手が存在し、金額さえ折り合えば近く決着する段階にある。一方スペンスは、ポロの新契約締結によって右サイドバックの序列が固まったことで、出場機会を求めて動きたい立場に置かれているものの、具体的な移籍先はまだ定まっていない。ベリヴァルも同様に、退団を望みながら明確な行き先が決まっていない選手の一人だ。

ファンヘッケの加入がロメロの退団を”許容できる”選手層を生み出したという点は、今夏の補強戦略が単に前線・中盤だけでなく、こうした主力放出への布石としても機能していたことを示している。今週の練習復帰は、これらの交渉がいよいよ大詰めを迎えることの前触れになるかもしれない。