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【移籍】バルセロナがロメロ争奪戦に参入──アトレティコの合意から一転、”ハイジャック”の恐れ

【移籍】バルセロナがロメロ争奪戦に参入──アトレティコの合意から一転、”ハイジャック”の恐れ

✔ バルセロナがロメロ争奪戦に新たに参入
✔ アラウホのリバプール移籍が決定的になり、後継としてロメロへ照準
✔ アトレティコは4,000万ユーロ規模の再オファーを準備も、横取りの懸念

レポート

アトレティコに新たな競合

アトレティコ・マドリードによるロメロ獲得は、インテル・ミランを退けて最有力候補に躍り出ていたが、ここへきて新たな競合に直面している。ここ数日の報道によれば、アトレティコは4,000万ユーロ(約3,420万ポンド)規模の再オファーを準備しているとされていた。しかしこのアトレティコの獲得計画は、争奪戦に再び名乗りを上げたライバルクラブによって崩される可能性が出てきた。

アラウホ放出が引き金に

アルゼンチンのDoble Amarillaによれば、ロメロはアトレティコとスパーズ、本人との間で合意に達し、ワンダ・メトロポリターノ移籍が目前だったようだ。しかしそこから状況は一変した。リバプールがバルセロナのDFロナルド・アラウホを、買取オプション付きローンで獲得することで合意したためだ。バルセロナは、リバプール行きが決まったアラウホの後継として、ロメロを最優先候補の一人に据えている。ハンジ・フリック監督はロメロのリーダーシップ、人間性、フィジカルの強さを高く評価しており、自身の最終ラインにとって”理想的なプロフィール”だと見ているという。

アーセナルも諦めていない

一方、ここ数日の報道では、アーセナルが依然としてロメロ獲得へ強く動いているとも伝えられている。The Sunによれば、スパーズのキャプテンは、ソル・キャンベルの前例に倣ってノースロンドンのライバルへ移籍することにも前向きだという。ただし同報道は、スパーズがライバルクラブとの取引に一切応じるつもりがないため、この移籍が実現する可能性は低いとも伝えている。

記事解説

この展開が示すのは、ロメロを巡る争奪戦が、当初の「インテルかアトレティコか」という二択から、バルセロナ、アーセナルも絡む四つ巴へと一気に複雑化しているという事実だ。特にバルセロナの参入理由(アラウホの放出)は、単なる噂ではなく、リバプールとの具体的な合意という裏付けを伴っており、無視できない現実味を持っている。

アトレティコにとって、この新たな競合はタイミングの悪さを露呈させる。すでに選手・スパーズ双方との合意に近づいていたとされる中での横入りは、これまで積み上げてきた交渉の進捗を無駄にしかねない。フリック監督による直接的な高評価は、金額面の競争だけでなく、”監督からの熱望”という要素でもアトレティコを上回る材料になり得る。

アーセナルの動きについては、以前報じた「スパーズは上層部が拒否」という情報と依然として矛盾したままだ。本人が前向きという情報と、クラブが応じない姿勢という情報が並存している以上、この移籍が実現する可能性は限定的と見るべきだろう。焦点は、アトレティコとバルセロナ、どちらがより早く、より良い条件を提示できるかに絞られてきた。