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【移籍】マレスカ監督、マーモウシュの退団容認をほのめかす──スパーズとニューカッスルに”警戒警報”

【移籍】マレスカ監督、マーモウシュの退団容認をほのめかす──スパーズとニューカッスルに”警戒警報”

✔ マレスカ監督、マーモウシュの退団を容認する姿勢をほのめかす
✔ スパーズ、ニューカッスルに加え複数のブンデスリーガ勢も関心
✔ 決断は”本人次第”と強調、トラフォードの件と同様の扱いに

レポート

マレスカ「決断は本人次第」

マンチェスター・シティのエンツォ・マレスカ監督は、オマル・マーモウシュが移籍市場終盤に退団を認められる可能性をほのめかした。27歳のマーモウシュは、来シーズンのレギュラー出場機会を求めており、スパーズとニューカッスルの両クラブから関心を集めているという。

マーモウシュは昨年1月にエティハドへ加入したばかりだが、ストライカーではアーリング・ハーランドの後塵を拝し、ワイドの位置でもアントワーヌ・セメンヨ、ジェレミー・ドクといった選手との激しい競争にさらされ、レギュラー定着に苦しんできた。W杯ではエジプト代表として出場し、アジア・プレシーズンツアーの終盤2試合でクラブに復帰。日曜日のソウルでのアトレティコ・マドリード戦では、劣勢から逆転勝利する中で2得点を記録している。

「トラフォードの時と同じ答えになる」

シティは、移籍市場終了までに退団する選手がいれば必ず後継を補強する方針を崩していないが、締め切りまで3週間強しかなく、後継確保のための時間は限られつつある。それでもマレスカ監督は、マーモウシュの退団に扉を閉ざしておらず、最終決断はクラブではなく本人に委ねられると強調した。アトレティコ・マドリード戦後の会見で、記者団の質問にこう答えている。

「答えは、以前ジェームズ・トラフォードについて聞かれた時と同じようなものになる。選手たちは毎日努力していて、プレーしたいと思っている。だから出場できないと、彼らは不満を抱く。オマルは昨シーズン、あまり多くプレーできなかったから、もっと出場時間が欲しいという気持ちはおそらくあるだろう。ここでもっと出場機会が増えないというわけではないが、それは彼自身の決断でもあり、彼が決める必要がある」

ブンデスリーガ勢も関心、リーンダース・ルイスも売却対象に

TEAMtalkの報道によれば、スパーズとニューカッスルはすでにマーモウシュ獲得へ初期の打診を行っており、複数のブンデスリーガ勢からも強い関心が寄せられているという。フランクフルト時代の実績から、ドイツ国内での評価は依然として高いとされる。スパーズはマーモウシュに加え、シティのチームメイトであるサヴィーニョにも関心を持っているとされる。一方ニューカッスルは、今夏序盤にアンソニー・ゴードンをバルセロナへ放出しており、その穴を埋める前線補強を求めている。このほか、ティージャニ・レインデルスとリコ・ルイスも、去就が不透明な選手として、移籍市場終了までに放出が容認される可能性があるという。

記事解説

マレスカ監督の発言で興味深いのは、「クラブの判断ではなく、選手自身の決断」という枠組みを繰り返し強調している点だ。以前紹介した記事では、マーモウシュはデゼルビが”愛する選手”として紹介されていたが、今回の発言を踏まえると、シティは積極的に放出したいわけではなく、あくまで本人の意向次第という、やや距離を置いた立場を取っていることが分かる。

この構図は、スパーズにとって交渉のハードルがそれほど高くないことを示唆している。クラブ間の金額交渉というより、まず本人がプレー機会を求めて退団を決断するかどうかが先決であり、そこが固まれば移籍自体はスムーズに進む可能性がある。

ブンデスリーガ勢の関心も見逃せない要素だ。スパーズ、ニューカッスルという国内勢に加え、フランクフルト時代からの評価を持つドイツ勢が競合すれば、争奪戦はより複雑になる。加えて、レインデルス、ルイスといった他の放出候補の存在は、シティが今夏、想定以上に大規模なスカッド再編を進めている可能性を示している。