レポート
「今日は少しやりすぎだった」
スパーズDFファンヘッケは、ヘタフェとのプレシーズンマッチにおける同クラブの積極的すぎるアプローチを批判し、公式戦であれば「2〜3枚のレッドカード」が出ていたはずだと主張した。この一戦は土曜日、エンフィールドのホットスパー・ウェイで非公開開催され、通常より短い70分制で行われた。
試合を通して荒れた展開が続き、後半にヘタフェの若手アルベルト・リスコが先制したものの、終盤にギャラガーが同点弾を決めている。今夏ブライトンから加入したファンヘッケは、試合後SPURSPLAYの取材に応じ、相手の激しい姿勢について「今日は少しやりすぎだった」と率直な感想を述べた。
「公式戦なら2〜3枚のレッドカード」
ファンヘッケは、事前にヘタフェが荒っぽいプレーをしてくることは予想していたとしつつも、親善試合という位置づけを踏まえればもう少し抑えてほしかったという趣旨の発言をしている。一方で、相手の激しさに屈すれば試合の主導権を握られてしまうため、スパーズ側も同様に強度を上げて対応する必要があったとも説明した。
ボールを奪われれば取り返しにいく、削られれば削り返すという、試合中にヒートアップした場面についても触れ、「親善試合だからこそ、少し落ち着いていこう、挑発に乗らないようにしよう、という意識も必要だ」と振り返っている。
記事解説
この発言は、先に報じた1-1のドローという結果だけでは伝わらない、試合の”温度感”を補足する材料だ。単なる引き分けではなく、荒れた展開の親善試合だったという文脈が加わることで、プレシーズンの内容評価がより立体的になる。
ファンヘッケの発言からは、単なる不満の表明というより、勝負に徹する姿勢を評価する冷静な視点もうかがえる。相手の強度に応じて自分たちも強度を上げる必要があったという説明は、親善試合であっても”勝ちにこだわる”というデゼルビ体制の基本姿勢とも一致している。
新加入選手がこうした形で率直にメディアの取材に応じ、試合内容を自分の言葉で総括している点も、チーム内での発言力の高まりを示す材料と言えるだろう。デゼルビが期待するリーダーシップ像とも重なる部分がある。

