レポート
ヘタフェ戦の裏で行われたもう一つの試合
ヘタフェ戦(1-1)でファーストチームが引き分けた数時間後、スパーズの”セカンドイレブン”がU21スパーズ相手に非公開の親善試合を行い、2-1で勝利していたことが明らかになった。
先発メンバーと得点者
セカンドイレブンの先発は、ドゥブラフカ、タイ・ホール、ダンソ、セネシ、ソウザ、ベンタンクール、フェルナンデス、サール、アジャイ、スカーレット、ヤンだった。得点はパペ・マタル・サールとダモラ・アジャイが記録し、U21スパーズはタイリス・ホールが1点を返すにとどまった。U21も善戦し、ドンリーがポストを叩く場面もあったが、惜しくも敗れる結果となった。
ソロモンはどちらの試合にも出場せず
今夏のプレシーズンで主力として出場を重ねてきたソロモンが、ヘタフェ戦とU21スパーズ戦のいずれにも出場していなかった点も明らかになっている。以前報じた通り、ウェストハムとスパーズは700万ポンドでの合意に達したばかりであり、今回の欠場は、この移籍がいよいよ最終段階に入っていることを裏付ける材料と言える。
記事解説
この記事は、私たちが以前確認できなかった「ヘタフェ戦欠場組とU21の非公開試合」という情報を、実質的に裏付けるものだ。マディソン、ソランケ、フェルナンデス、ソロモンといったヘタフェ戦の欠場者のうち、フェルナンデスがこのセカンドイレブンの試合に出場していたことが確認できた。これは、既報の”ふくらはぎの負傷から回復し出場候補入り”という情報と一致しており、実戦復帰に向けた段階的な調整の一環だったと考えられる。
一方でサール、セネシ、ベンタンクールといった、W杯からトレーニングに復帰したばかりとされていた選手たちも、この試合には名を連ねていた。ヘタフェ戦では出場を回避されていたことを踏まえると、負荷を抑えつつ実戦感覚を取り戻すための、意図的な”振り分け”が行われていた可能性が高い。
ソロモンの欠場は、これまでの報道の信頼性を裏付ける形になった。700万ポンドでの合意という既報の内容が、選手の実際の行動(練習試合からの除外)とも整合しており、ウェストハムへの移籍がまさに秒読み段階にあることが、複数の角度から確認できたことになる。
もう一点、注目したいのは高井幸大の動向だ。ヘタフェ戦ではベンチ入りしたものの出場機会はなく、今回のセカンドイレブン対U21スパーズの先発・控えいずれのリストにも名前が見当たらない。同日に行われた2試合連続でメンバー入りしながらピッチに立てない状況は、偶然というより、現時点でのチーム内の序列を示している可能性がある。

