📢【9/12(土)📺️初公開収録】スパーズジャパンTVが「スパーズ装飾」で彩られたHIS新宿で公開収録👀「参加無料」お申込みはお早めに!📣

【移籍】ロマーノ:スパーズ、ロメロのアーセナル移籍を”拒否”──アトレティコが再提示へ

【移籍】ロマーノ:スパーズ、ロメロのアーセナル移籍を”拒否”──アトレティコが再提示へ

✔ ロマーノ、スパーズがロメロのアーセナル売却を明確に拒否したと報告
✔ アトレティコが3,000万ユーロの初回提示拒否から、4,000万ユーロで再提示へ
✔ インテルはパヴァール売却が条件、個人合意も未達

レポート

「アーセナルには売らない」

ファブリツィオ・ロマーノは、自身のYouTubeチャンネルで最新の状況を伝えた。スパーズの上層部が、ロメロをアーセナルへ売却しない方針を明確に固めたと説明している。これまで様々な関連報道が出てきたものの、スパーズはアーセナルとのロメロを巡る交渉自体に応じるつもりがないという。ライバル関係を理由に、この姿勢が今後変わらない限りアーセナルへの移籍は実現しないとの見方を示した。

アトレティコが再提示へ

一方でアトレティコ・マドリードは、スパーズとの間で活発な交渉を続けているという。当初3,000万ユーロにプラスしたボーナス条項という提示は一度拒否されたが、アトレティコは4,000万ユーロに近い水準で新たなオファーを準備しており、交渉のテーブルに戻る見通しだ。ロマーノによれば、アトレティコはこの交渉成立に楽観的な見方を崩していないという。

インテルは自クラブの事情で足踏み

アーセナルは今週、ロメロの代理人に接触し情報を求めていたことも、ロマーノの取材で明らかになっている。しかしノースロンドンのライバル関係を踏まえれば、スパーズにとってアトレティコへの道を選ぶ方がはるかに容易だという。インテル・ミランについては、以前報じた通り自クラブの財政事情が引き続きネックになっている。ベンジャミン・パヴァールの売却が完了しない限り交渉を前に進められず、ロメロ本人との契約条件についても、いまだ合意に至っていないとされる。

記事解説

この続報は、以前報じた「アーセナルからの意外な打診」というニュースに、明確な決着をつけるものだ。当時は「実現可能性はわずか」と評されていたが、今回ロマーノは、単なる可能性の低さではなく、**スパーズの上層部での明確な拒否**という、より強い形で状況を整理した。

ただし、今回のロマーノの説明には、論理的に引っかかる点がある。アーセナルが接触したのは、あくまでロメロの代理人であり、スパーズに対して正式な打診が行われたという事実は確認されていない。クラブへの申し入れ自体が存在しないのであれば、「スパーズが拒否を決断した」という表現はやや大げさに聞こえる。実態としては、「打診されてもいないのに、あらかじめ断る方針を固めていた」という話に近く、これは”拒否”というより”予防線”に近い性質のものだ。ロマーノほどの情報源であっても、こうした表現の誇張・単純化が起きることはあり、発言の言葉通りの重みを額面通り受け取らず、実際に何が起きているのかを一段階引いて見る必要がある。

この結果、争奪戦は事実上アトレティコとインテルの一騎打ちに戻ったことになる。両クラブの違いは明確だ。アトレティコはスパーズとの交渉自体は前進しており、金額面での再提示さえまとまれば決着する可能性が高い。一方インテルは、スパーズとの交渉以前に、自クラブの選手整理(パヴァール売却)という宿題を抱えたままだ。

アトレティコが当初の3,000万ユーロから4,000万ユーロ近くまで引き上げてでも交渉を継続する姿勢は、この争奪戦における本気度の高さを裏付けている。今後の焦点は、この新提示額でスパーズと合意に達せるかどうかに絞られてきた。

そもそも、この「アーセナルの打診」情報がどこから出てきたのかも、注視すべき点だ。これまでの報道の経緯をたどると、最初の報道はイタリア人記者アルフレド・ペドゥッラ氏によるもので、その後ロマーノが「代理人への接触」という形で後追いしている。移籍市場では、こうした”打診”は日常的に無数に発生しており、その多くは実現可能性が低いまま埋もれていく。今回わざわざ表に出た背景には、ロメロ陣営がすでに進めているアトレティコとの交渉において、「他にも選択肢がある」という圧力材料として意図的に情報を流した可能性が考えられる。

実際、アトレティコが当初の3,000万ユーロから4,000万ユーロ近くまで提示額を引き上げたタイミングは、この報道と近い。ライバルクラブが絡む移籍話は、実現性の高低にかかわらずそれ自体が高い注目を集めやすく、メディア側にとっても取り上げる動機になる。ただし、それは”火のないところに煙を立てた”わけではなく、代理人側の交渉戦術という”種”があった可能性が高い。