レポート
17位フィニッシュがもたらした”1回早い”参戦
スパーズとチェルシーは、カラバオカップの2回戦から参戦する組み合わせを待つ状況にある。昨シーズン、それぞれ10位(チェルシー)、17位(スパーズ)でリーグを終えたことにより、両クラブは今季いずれの欧州戦にも出場権を持たない。その結果、通常よりも1回戦早いこの段階からの参戦となる。今季は大会形式にも変化があり、1回戦は新シーズン開幕前に、しかも従来の平日開催ではなく主に週末を使って行われている。過密日程の緩和が狙いだという。
抽選は8月10日、プルットンとマッキーの両氏が担当
2回戦の抽選会は、2026年8月10日(月)に実施される。プリマスとエクセターによるデヴォン・ダービーの前座として、キックオフ前の午後7時20分(イギリス時間)頃に行われる予定だ。進行はSky Sportsの実況者デイビッド・プルットン氏が務め、ジョビ・マカナフ氏とジェイミー・マッキー氏が抽選を担当する。
2回戦進出クラブと今後の日程
2回戦には、1回戦を勝ち上がった35クラブに加え、プレミアリーグから合計11クラブが加わる。スパーズ、チェルシーのほか、ブレントフォード、フラム、ニューカッスル、エヴァートン、リーズ、ノッティンガム・フォレスト、そして昇格組のコベントリー、イプスウィッチ、ハルが名を連ねる。降格した3クラブ(ウェストハム、バーンリー、ウルブズ)は1回戦から参戦済みだ。欧州戦に出場する9クラブ(チャンピオンズリーグ:マンチェスター・シティ、アーセナル、マンチェスター・ユナイテッド、アストン・ヴィラ、リバプール/ヨーロッパリーグ:ボーンマス、サンダーランド、クリスタル・パレス/カンファレンスリーグ:ブライトン)は、来月の3回戦から合流する。2回戦の試合は8月24日の週に、通常の平日開催に戻って行われる予定だ。
記事解説
スパーズが2回戦からの参戦となった背景には、昨シーズン17位という、決して誇れるものではない結果がある。以前報じた通り、スパーズは最終節でようやく残留を決めた経緯があり、その”代償”として今季は欧州戦を戦えない立場に置かれている。カラバオカップの早期参戦は、その象徴的な一場面と言えるだろう。
一方で、欧州戦がないという事実は、見方を変えれば国内戦(プレミアとカップ戦)に専念できる余地が広がったことも意味する。デゼルビ体制のもと大型補強を重ねてきたスパーズにとって、厚みを増した選手層を計画的にローテーションさせながら、カラバオカップでの上位進出を狙う戦略も十分に考えられる。
今季初のタイトル獲得に向けた最初の一歩として、8月10日の抽選会でどのような相手を引き当てるかが、当面の注目点になる。

