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【移籍】ロマーノ:ロメロのインテル移籍、最終決断間近──デゼルビとの”4月の約束”が実る

【移籍】ロマーノ:ロメロのインテル移籍、最終決断間近──デゼルビとの”4月の約束”が実る

✔ インテルがロメロの最終決断を近く下す見通し
✔ 3,400万ポンドの合意に問題なし、賃金は現行維持を要求
✔ 背景にはデゼルビとの”4月の約束”

レポート

デゼルビが明かした”4月の約束”

デゼルビ監督は、ロメロの去就についてこう振り返っている。「就任当初の4月、私は数え切れないほどの個人面談を行った。彼らは自分の考えを話してくれた。私はこう言った。『残留争いを手伝ってくれれば、退団も手伝う。手伝ってくれないなら、一緒に沈むぞ』と」。続けてロメロについては「彼は素晴らしかった。トップだった。振る舞いも敬意も。最後の試合に出られなかった時は苦しんでいた。彼がアルゼンチン代表のワールドカップ準備のために退団を望んでいたというのは事実ではない」と明言した。

3,400万ポンドの合意に「問題なし」

ロメロにはインテル・ミランからの関心が高まっている。ロメロ陣営の代理人はすでにイタリア入りし、インテルのスポーティングディレクターも動いているとされる。ファブリツィオ・ロマーノによれば、インテルは近く最終決断を下す見通しだという。ロマーノは自身のXで「インテルは近くクティ・ロメロの移籍について最終決断を下す見通し。スパーズとの移籍金合意に問題はない。ロメロは現在と同水準の給与(週19万5,000ポンド)を要求している。他クラブの関心もあり、インテルの決断は今後の退団劇の鍵になる」と伝えている。

スペシャル取り巻き情勢と、より広い争奪戦

インテルはすでにマンチェスター・シティのジョン・ストーンズをフリーで獲得しているが、これがロメロ獲得競争に影響するとは見られていない。一方、レアル・マドリード、バルセロナ、アトレティコ・マドリードもロメロの動向を注視しており、争奪戦はインテル一強とは言い切れない状況だ。

記事解説

デゼルビが明かした4月の”約束”は、ロメロの退団劇に人間味のある背景を与えている。単なる契約上・戦力上の判断ではなく、監督と選手個人の信頼関係に基づく合意だったという点は、今後の交渉の進め方にも影響しそうだ。デゼルビ自身が「彼はトップだった」と評価を惜しまない中での退団は、円満な形での送り出しになる可能性が高い。

移籍金面で「問題なし」とロマーノが明言している点は、交渉の実現性を大きく高める材料だ。あとは賃金条件(現行水準の維持)をインテルが飲めるかどうかが焦点になる。プレミアリーグ屈指のセンターバックへの投資として、この条件は決して法外ではなく、インテルにとって現実的な射程圏内にあると考えられる。

ただし、レアル・マドリード、バルセロナ、アトレティコ・マドリードという名門が控えている以上、インテルが決断を先延ばしにすれば、競合クラブに横取りされるリスクもある。ロマーノが「決断は近く」と伝えている背景には、このタイムプレッシャーへの警戒感があるとみられる。