レポート
「デゼルビが愛する選手」
football.londonのアラスデア・ゴールド記者によると、スパーズはサヴィーニョと並行して、マンチェスター・シティのオマル・マーモウシュ獲得も検討しているという。ゴールド記者は「デゼルビが愛する選手の一人」とマーモウシュを表現し、ガクポらとともにデゼルビの補強リストに入っていると説明した。
新ディレクターのシティ人脈
今夏就任した新ディレクター・オブ・フットボール・オペレーションズのラフィ・モーセンは、シティ・フットボール・グループで長年勤務した経歴を持つ。この人脈が、サヴィーニョ交渉だけでなく、マーモウシュ獲得の可能性を探る上でも活用されるとみられている。
ガクポとの併用構想
マーモウシュとガクポはいずれもストライカーとウイングの両方をこなせる選手だ。ゴールド記者は「マーモウシュとガクポはどちらも最前線とワイドの両方でプレーできる。デゼルビにより多くの選択肢を与え、どちらもサヴィーニョと並ぶ効果的な補強になるだろう」と述べている。
記事解説
マーモウシュの名前が浮上した背景には、昨季のシティでの出場機会の少なさがある。プレミアリーグでは21試合に出場しながら696分の出場に留まり、ゴールも3にとどまっている。エキサイティングな才能でありながら、シティでは主力の座を確立できていない現状が、移籍の現実味を高めている。
スパーズにとって重要なのは、ガクポ、サヴィーニョ、マーモウシュという3人の候補が、いずれもポジションの重複を抱えている点だ。全員の獲得は資金的にも戦術的にも現実的ではなく、デゼルビがどの組み合わせを最終的に選ぶかが今後の焦点になる。
新ディレクターであるモーセンのシティでの人脈が交渉の橋渡しになるという指摘も興味深い。サヴィーニョ交渉が停滞する中、同じパイプを使って複数の選手交渉を並行して進める狙いがあるとみられ、今夏のスパーズの補強戦略がシティとの関係性に大きく依存していることを示している。
しかし、ここまでサヴィーニョの移籍が遅延している背景には、シティの上層部に「チェルシー移籍後のコール・パーマーが大成したことへの後悔」があるようだ。すなわち、シティは放出するにしても国外を望んでいる可能性があるだろう。

