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【予想先発】シドニー戦は主力組が本格復帰──フェルナンデス、トナーリ、グレイが軸、W杯組はまだ温存で高井が3戦連続の先発へ

【予想先発】シドニー戦は主力組が本格復帰──フェルナンデス、トナーリ、グレイが軸、W杯組はまだ温存で高井が3戦連続の先発へ
✔ オークランド戦の若手中心構成から主力中心へ切り替え
✔ トナーリは復帰見込み、フェルナンデスも先発濃厚
✔ グレイは右サイドバックで再起用、複数の主力が先発候補に

レポート

トッテナムはニュージーランドからオーストラリアへ移動し、プレシーズンの連戦を続けている。オークランド戦では長距離移動による疲労を考慮し、デゼルビが若手主体の構成を選択したが、シドニー戦では状況が大きく変わる。

遠征開始から5日が経過し、選手たちは時差と環境に順応し始めており、複数のトレーニングセッションを経てコンディションも整ってきた。デゼルビは「30時間の移動で疲労が蓄積していたため、オークランド戦ではリスクを避けた」と説明していたが、ここからはプレミアリーグ開幕へ向けた“主力組の本格稼働フェーズ”に入る。

オークランド戦で途中出場したリシャルリソン、マティス・テル、マテウス・フェルナンデス、コナー・ギャラガー、ベン・デイヴィスらが先発に戻る見込みで、チームの骨格が一気に“通常モード”へ切り替わる。

さらに、MKドンズ戦で45分プレーしたサンドロ・トナーリはオークランド戦を小さな問題で欠場したが、デゼルビは「シドニー戦で戻る」と明言しており、中盤の構成はフェルナンデスとトナーリを軸にした強力な形が予想される。ジェームズ・マディソンとデスティニー・ウドジーは軽い問題で2試合連続欠場しているため、今回も慎重に扱われる見込みだ。

また、MKドンズ戦に出場したドミニク・ソランケ、アントニン・キンスキー、マルティン・ドゥブラフカはオークランド戦で起用されなかったが、シドニー戦では先発または後半からの投入が想定される。

さらに、ワールドカップ組のミッキー・ファンデフェン、ヤン・ポール・ファンヘッケ、アンディ・ロバートソン、ルーカス・ベリヴァルの投入タイミングもデゼルビの判断に委ねられており、今回はベンチスタートで短い時間の出場となる可能性が高い。

右サイドバックはペドロ・ポロとジェド・スペンスがワールドカップ後の休養に入っているため、アーチー・グレイが再び右サイドバックで起用される見込みだ。シドニー戦の2日後にはチェルシー戦が控えており、デゼルビは選手の負荷管理を徹底しながら、主力と若手をバランスよく組み合わせる必要がある。複数の主力が“半分ずつ”出場する可能性もあり、プレシーズンならではの柔軟な起用が続く見込みだ。

予想スタメン(4-2-3-1)

キンスキー、グレイ、高井幸大、ハーディ、デイヴィス、トナーリ、フェルナンデス、ムーア、ギャラガー、テル、リシャルリソン

記事解説

今回の予想スタメンは、プレシーズンの“若手中心フェーズ”から“主力中心フェーズ”への明確な切り替えを示している。デゼルビは遠征初期の疲労を考慮して若手主体の構成を選択したが、シドニー戦はプレミアリーグ開幕へ向けた本格的な準備段階に位置付けられており、主力組の試合強度を引き上げる必要がある。

フェルナンデスとトナーリの中盤コンビは、デゼルビが今季の中心軸として据えたい構成であり、ここでの起用は戦術的な完成度を高める重要なステップになる。さらに、テルやギャラガー、リシャルリソンといった攻撃陣が揃うことで、オークランド戦とは異なる“実戦的なスパーズ”が見られる可能性が高い。

また、ワールドカップ組の扱いはデゼルビの負荷管理の巧さが表れている。ロバートソンやベリヴァルは既にトレーニングに参加しているものの、プレシーズン序盤で無理をさせず、短い出場時間から段階的に試合強度を上げる方針が読み取れる。

チェルシー戦がすぐ控えているため、シドニー戦は“主力の半分ずつ投入”というプレシーズン特有の運用が行われる可能性が高い。プレシーズンは単なる調整ではなく、選手の序列や役割が固まり始める重要な期間であり、今回のスタメン予想はデゼルビが今季の基盤をどのように構築しようとしているかを示す具体的な手がかりになっている。