レポート
フェルナンデスがプレシーズンで別格のインパクト
フェルナンデスはプレシーズン初戦のMKドンズ戦で圧巻のゴールを決め、続くオークランド戦でも30分間の出場で高い評価を得た。ワールドカップ組が合流していない中、22歳のポルトガル人MFが最も強い存在感を示している。
クラブ内部は“興奮状態”──「とんでもない才能」
Football Londonのアラスデア・ゴールドによると、クラブ内部のスタッフはフェルナンデスに対して「興奮している」と語っている。ゴールドは自身のYouTubeで次のように述べた。
「フェルナンデスはあのMKドンズ戦で信じられないゴールを決めた。アーチー・グレイより18か月年上だが、同じような万能性を持っている。ただ、彼は“ほとんどの選手より高いポテンシャル”を持っている。クラブ内部は彼に興奮している。近くで見て『これはフットボール界で最高のミッドフィルダーになり得る選手だ』と気づいたんだよ」
クラブは加入前からデータで高い評価をしていたが、実際にトレーニングで接したことで「想定以上のタレント」と判断したという。
デゼルビ体制の中盤再構築で最初の大当たりに
スパーズは今夏、マテウス・フェルナンデスとサンドロ・トナーリを獲得し、中盤を大幅に再構築している。フェルナンデスはその中で最初の“確実な成功例”として位置づけられつつあり、デゼルビの戦術に最も早く適応している選手と見られている。
記事解説
フェルナンデスは、デゼルビ体制の中盤再構築において“最初の大当たり”と言える存在だ。万能性と高い技術を持ち、デゼルビが求める「保持・展開・即時奪回」の三要素を高いレベルでこなす。クラブ内部が“興奮状態”になるのは当然で、データと実際のプレーが完全に一致した稀有なケースだ。
また、フェルナンデスの台頭は、アーチー・グレイやルーカス・ベリヴァルら若手の序列にも影響を与える。デゼルビは「妥協なしでトップクラスの選手だけを獲得する」方針を明確にしており、フェルナンデスはその象徴的存在となっている。
そして、フェルナンデスの補強成功をクラブが確信したことによって、同ポジションの余剰戦力の整理がますます進む可能性がありそうだ。

