レポート
2試合連続でベンチ外、理由は「負荷管理」
ファンヘッケとロバートソンは、ニュージーランドで行われたオークランドFC戦でも出場せず、プレシーズン2試合連続でベンチ外となった。デゼルビは30時間の長距離移動後に主力を起用するリスクを避ける判断を取り、負荷管理を優先した。ロバートソンはスコットランド代表としてワールドカップ準備期間中に加入し、ファンヘッケはブライトンから大会期間中に加入したばかりで、コンディション調整が続いている。
最短デビュー日は7月29日(水)シドニーFC戦
両選手が最初に出場できる可能性があるのは、7月29日(水)に行われるシドニーFC戦となる。デゼルビはこの試合までに新加入選手を全員起用できる状態にしたい意向を持っており、ここが最短のデビュー機会となる。もし間に合わない場合、次の候補は8月1日(土)のチェルシー戦となる。
記事解説
今回の欠場は、デゼルビの「負荷管理」を徹底する姿勢が理由であり、決して評価が低いわけではない。30時間の移動を経てすぐに試合を行う状況では、筋肉系のトラブルや疲労性の怪我が起こりやすく、特に新加入選手はチームのトレーニング強度に完全に慣れていないため、リスクが高い。ロバートソンはスコットランド代表として大会準備期間に合流したため、クラブのトレーニングサイクルと完全に同期していない。
ファンヘッケもブライトンから大会期間中に加入しており、移籍直後のコンディション調整が必要な段階にある。デゼルビはプレシーズンで「無理に使って怪我をさせる」ことを最も嫌う監督であり、今回の判断は彼の哲学に沿ったものだ。シドニーFC戦はプレシーズンの中でも負荷が適度で、移動後の疲労が抜けるタイミングに設定されているため、新加入選手を起用するには最適な試合となる。
もしこの試合で起用されなければ、チェルシー戦が次の候補となるが、ここはプレシーズンの中でも強度が高く、デゼルビが「本番に近い形」を試す可能性があるため、ファンヘッケとロバートソンのデビューはシドニー戦が最も現実的だと言える。このような背景から、高井幸大をはじめ、すでにプレーしている選手たちのコンディションは良好とも言える。
総じて、今回の欠場はネガティブな意味ではなく、むしろ「怪我をさせないための慎重な判断」であり、両選手の評価や序列とは無関係である。デゼルビは新加入選手を重要戦力として見ており、最適なタイミングで確実にデビューさせる方針を取っている。

