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【先発予想】高井幸大は先発予想、オークランドFC戦は“若手中心の11人”へ──デゼルビが長距離移動を考慮し慎重策

【先発予想】高井幸大は先発予想、オークランドFC戦は“若手中心の11人”へ──デゼルビが長距離移動を考慮し慎重策
✔ 30時間移動の影響で主力は温存へ
✔ 若手中心の“オレンジビブス組”がそのまま先発濃厚
✔ プレミア開幕が遅いため、負荷管理を最優先

レポート

長距離移動直後の試合で慎重策を採用

トッテナムはニュージーランドまで約30時間の移動を経てオークランドに到着した。デゼルビは会見で「真剣に戦うが、怪我のリスクは避ける」と述べ、ツアー初戦で主力を無理に起用しない方針を示した。昨季は負傷者が多かったこともあり、初戦はコンディション管理を最優先する構えだ。

35名の大所帯で遠征──若手起用が鍵

今回の遠征は通常の約25名ではなく35名が帯同しており、アカデミー選手が多数含まれている。ワールドカップの影響でプレミアリーグ開幕が遅れるため、若手を積極的に起用し、主力の負荷を段階的に戻す狙いがある。

オープントレーニングで“答え”が見えた

イーデン・パークでの公開練習では、主力の多くがウォームアップと軽いランニングのみで調整を終えた。一方で、若手中心のグループがミニゲームを実施し、オレンジのビブスを着た11名が“そのまま先発になる可能性が高い”とアラスデア・ゴールド記者が判断した。

予想スタメン(4-2-3-1)

以下が、公開練習の構成から読み取れる予想スタメンである。

GK:オースティン
DF:タイ・ホール、ハーディ、高井幸大、キレマテン
CM:ドンリー、グレイ
AMF:ソロモン、ウィリアムズ=バーネット、ムーア
FW:スカーレット

試合の位置づけ

相手はAリーグ王者オークランドFC。プレシーズン初戦であり、若手の“試験の場”となる可能性が高い。主力はオーストラリアでのシドニーFC戦、チェルシー戦に向けて段階的に調整する見込みだ。

記事解説

今回の予想スタメンは、デゼルビがツアー初戦を「負荷管理の最優先」と位置付けていることを端的に示している。30時間の移動直後に試合を組む日程は異例であり、昨季の負傷者の多さを踏まえれば、若手中心の構成は合理的な判断と言える。

また、35名という大所帯での遠征は、若手の評価を進めつつ、主力の復帰を段階的に進めるための布石である。公開練習で主力が軽い調整に留まり、若手がミニゲームを担当した構図は、デゼルビが序列の再構築を進めていることを示唆する。

特に、ウィリアムズ=バーネットやムーア、高井幸大らは、デゼルビ体制で序列を上げる可能性がある選手であり、今回の試合は彼らにとって大きなアピールの場となる。スカーレットはトップの位置で確かな存在感を示す必要があり、ドンリーとグレイの中盤コンビは、来季のローテーション候補として注目される。

記事では触れられていないが、MKドンズ戦のように前後半で選手を総取っ替えする可能性にも注目したい。高井幸大のポジションであるセンターバックには、ダンソ、デイヴィス、ファンヘッケ、ファンデフェン、若手のハリー・バーンが控えている。この後、中2日でシドニーFC戦、チェルシー戦と続く日程を考えると、ハーフタイムで総入れ替えする構成も十分に考えられるが、もし高井を重点的に評価したいのであれば、プレー時間を伸ばす選択もあり得る。

さらに、先発でCBコンビを組むことになりそうな18歳のU18イングランド代表マラチ・ハーディのプレーにも注目だ。MKドンズ戦でも高井とコンビを組んだ若手センターバックは、そこで高井と同様に高い評価を得ている。ファーストチームへの定着を目指す高井にとっては、このハーディ以上のパフォーマンスを発揮し、序列争いで一歩抜け出す必要がある。

総じて、今回の予想スタメンは「若手の試験」「主力の負荷管理」「序列再構築」という三つの目的を同時に満たす構成であり、高井幸大にとっては評価を大きく左右する重要な一戦となる。