ニュージーランドとオーストラリアへのプレシーズンツアーに帯同する35名の選手が決定した。
ニュージーランド北島からスタートし、日曜日にイーデン・パークでAリーグ王者のオークランドFCと対戦する。
その後、シドニーへ移動してさらに2試合を行う。7月29日(水)にアリアンツ・スタジアムでシドニーFCと対戦し、8月1日(土)にアコー・スタジアムで行われるチェルシー戦でツアーを締めくくる。
全3試合はSPURSPLAYで生配信される。
遠征帯同メンバー(35名)
- ダモラ・アジャイ
- ブランドン・オースティン
- ルーカス・ベリヴァル
- ハリー・バーン
- ケヴィン・ダンソ
- ベン・デイヴィス
- ジェイミー・ドンリー
- マルティン・ドゥブラフカ
- マテウス・フェルナンデス
- コナー・ギャラガー
- アーチー・グレイ
- タイ・ホール
- タイリス・ホール
- マラカイ・ハーディ
- アントニン・キンスキー
- リオ・キエレマテン
- ジェームズ・マディソン
- メイソン・メリア
- マイキー・ムーア
- リシャーリソン
- アンディ・ロバートソン
- リース・ラッセル=デニー
- デイン・スカーレット
- ドミニク・ソランケ
- マノル・ソロモン
- 高井幸大
- マティス・テル
- ディラン・トンプソン
- タイラー・ティンゲイ
- サンドロ・トナーリ
- デスティニー・ウドギ
- ミッキー・ファンデフェン
- ヤン・ポール・ファン・ヘッケ
- ルカ・ウィリアムズ=バーネット
- ヤン・ミンヒョク
モハメド・クドゥス、シャビ・シモンズ、デヤン・クルゼフスキ、ウィルソン・オドベールはリハビリを継続するためホットスパー・ウェイに残り、グリエルモ・ヴィカーリオはトレーニング中に軽傷を負ったためトレーニングセンターで治療を受ける。
ロドリゴ・ベンタンクールとパペ・マタル・サールはワールドカップ出場に伴い休暇が延長された。また、ペドロ・ポロ、マルコス・セネシ、クリスティアン・ロメロ、ジェド・スペンスも今夏の同大会で終盤まで勝ち進んだため帯同しない。
記事解説
今回の遠征メンバー発表で最も注目すべき点は、負傷組とW杯組の扱いに一貫性がなく、複数の選手に移籍の可能性を示唆する“違和感”が生じていることである。
まず、クドゥスはプレシーズン序盤での復帰が期待されていたにもかかわらず、離脱が長期化しており、遠征に帯同しなかった。開幕スタメンも期待される戦力だけに、状態が見えないまま欠場が続く場合、結果として移籍市場での動きが停滞する懸念がある。
次に、高井幸大と同い年のCBであるアシュリー・フィリップスが遠征メンバーから外れた点は、単なる序列の問題ではなく、移籍交渉が進んでいる可能性を示唆する。若手CBの評価が進む中で、遠征不参加は“放出候補の整理”として扱われるケースが多く、今回の外れ方は特に不自然だ。
さらに、移籍が噂されるヴィカーリオが軽度の負傷で遠征を回避した点も、単なるコンディション不良とは言い切れない。移籍交渉中の選手を遠征から外すことが一般的であり、今回の“軽症扱い”は移籍準備の可能性を排除できない。
最後に、W杯組の扱いにも不一致がある。ラウンド32で敗退したダンソ、ファンデフェン、ファンヘッケは帯同している一方で、同じくラウンド32敗退のサール、さらにグループステージ敗退のベンタンクールは休暇延長となっている。休暇延長の基準が明確でない以上、クラブが移籍の可能性を考慮して遠征帯同を避けた可能性がある。
今回の遠征メンバーは、単なるコンディションや休養の問題ではなく、複数の選手の去就を読み解く上で重要なシグナルとなっており、プレシーズン初期の段階で移籍市場の力学が表面化した構成と言える。

