水曜日の夕方、ホットスパー・ウェイで行われたMKドンズとのプレシーズン初戦において、スパーズは1-0で勝利を収めた。夏にウェストハムから加入したマテウス・フェルナンデスは、開始わずか3分でゴールを決め、スパーズでのキャリアとチームのプレシーズンを最高の形でスタートさせた。
同じく新戦力のサンドロ・トナーリ、そしてコナー・ギャラガーと共に中盤に並んだマテウス・フェルナンデスは、リリーホワイツでの初出場で鮮やかなインパクトを残した。
マティス・テルが放ったコーナーキックを相手GKクレイグ・マクギリヴレイが高くパンチングで弾き出すと、マテウス・フェルナンデスが強力なボレーシュートを叩き込み、ボールはポストの内側に当たってネットを揺らした。組織的でタフなMKドンズを退けるのに十分な見事な決勝ゴールとなった。
ブレントフォードとのプレミアリーグ開幕戦を1ヶ月後に控える中、1月に負傷して以来の復帰となったベン・デイヴィスをはじめ、昨シーズンのローン移籍から戻った高井幸大やマノル・ソロモンも先発に名を連ねた。
予想通りスパーズがボールポゼッションを支配したが、5-4-1のシステムで守る相手に対して決定的なチャンスは多くなかった。マクギリヴレイはマテウス・フェルナンデスのスーパーゴール以前にもドミニク・ソランケの至近距離からのシュートを防いでおり、コナー・ギャラガーとのワンツーから抜け出したマノル・ソロモンのシュートも足で阻止した。
テルとソロモンを両サイドに配置し、アーチー・グレイが右サイドバックから果敢に押し上がる展開の中、トナーリのスルーパスからテルが抜け出し、コナー・ギャラガーがクロスにあと一歩及ばなかった場面が前半最大の好機となった。
後半、デゼルビは11人全員を入れ替え、マルティン・ドゥブラフカがマテウス・フェルナンデスとサンドロ・トナーリに続いて移籍後初出場を果たした。
リシャルリソンの巧みな仕上げはオフサイドの判定で取り消され、マイキー・ムーアの枠をとらえたシュートはブロックされた。一方、反対側のコートではクレイグ・パターソンの角度のあるシュートをドゥブラフカが正面でキャッチした。
終盤にはリシャルリソンが1対1から力強いシュートを放つも弾かれ、ルカ・ウィリアムズ=バーネットのパスを受けたヤン・ミンヒョクが完璧な崩しから狙うも枠を外した。相手にも決定機を作られたが、10ヤードの距離からのヘディングシュートをドゥブラフカが見事な反応で弾き出した。
チームはこれでニュージーランドのオークランドへと飛び立ち、日曜(日本時間の昼12時)にイーデン・パークで行われるオークランドFC戦に臨む。
【メンバー】 スパーズ
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前半: キンスキー、アーチー・グレイ、高井幸大、ベン・デイヴィス、キエレマテン、サンドロ・トナーリ、マテウス・フェルナンデス、コナー・ギャラガー、マノル・ソロモン、マティス・テル、ドミニク・ソランケ
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後半: ドゥブラフカ、タイリス・ホール、ハーディ、バーン、キエレマテン、ドンリー、ウィリアムズ=バーネット、マイキー・ムーア、ヤン・ミンヒョク、スカーレット、リシャルリソン
【試合データ】
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得点: スパーズ – マテウス・フェルナンデス(4分)
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主審: コンスタティン・ハンジダキス
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会場: エンフィールド、ホットスパー・ウェイ
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天候: くもり、26度
記事解説
今回の試合は、フェルナンデスの能力が「即戦力」であることを証明する内容となった。加入後3分での初得点は、単なるプレシーズンの一撃ではなく、クラブが8,500万ポンドを投じた理由を裏付ける象徴的な場面だ。トナーリ、ギャラガーとの連携も自然で、デゼルビが今夏の補強で狙った“中盤の刷新”が機能し始めていることが確認できた。
また、前半にセンターバックで高井幸大が出場したことで、即時の放出は無いことが確認された。一方、同ポジションのアシュリー・フィリップスは欠場したことは、その逆の未来を伺わせる。記事の最後にあるように、オークランドへと旅立つメンバーに入っているか否かが、早期の移籍の可能性を図る目安になりそうだ。
プレシーズン初戦は結果よりも内容が重視されるが、フェルナンデスのインパクト、トナーリの安定感、復帰組の状態確認など、複数の収穫が得られた試合だったと言える。

