レポート
ロベルト・デゼルビがマテウス・フェルナンデスとサンドロ・トナーリをどのように説得し、スパーズへの加入を決断させたかを語った。両選手は複数クラブからの関心があったにもかかわらず、最終的にスパーズを選んだ。
スパーズは今夏、ウェストハムからフェルナンデスを8,500万ポンド、ニューカッスルからトナーリを1億ポンドで獲得し、合計1億8,500万ポンドというクラブ史上最大規模の投資を行った。降格争いを経験した直後のクラブがこれほどの補強を実現したことは、リーグ内でも大きな驚きを呼んでいる。
デゼルビが語る“説得の方法”
デゼルビは「選手を説得するには、彼らの頭の中に入り込む必要がある」と語り、選手の性格やキャリア状況を深く理解したうえでアプローチしたことを明かした。
トナーリについては「若い頃からブレシアでリーダーだった。彼は大きなクラブで大きなモチベーションを必要とするタイプだ」と説明し、スパーズのプロジェクトがその欲求に合致したと述べた。
フェルナンデスについては「彼のキャリアにとって非常に重要な時期であり、彼の能力を最大限に発揮できる特定のスタイルが必要だ」と語り、デゼルビの戦術が最適であることを伝えたという。
6名の補強と再構築
スパーズは今夏、フェルナンデス、トナーリに加え、ヤン・ポール・ファンヘッケ、アンディ・ロバートソン、マルコス・セネシ、マルティン・ドゥブラフカを獲得している。
デゼルビはファン・ヘッケについて「彼は私の息子のような存在だ。ブライトンで2年間共に働き、性格もリーダーとしての資質もよく知っている」と語った。
記事解説
今回のインタビューは、スパーズが今夏の大型補強をどのように実現したかを示す重要な内容となっている。特に、フェルナンデスとトナーリは他クラブからの関心が強かったにもかかわらずスパーズを選んでおり、デゼルビの説得力とプロジェクトの魅力が大きく影響したと考えられる。
デゼルビは選手の性格やキャリア状況を深く理解し、それぞれに最適な未来像を提示することで加入を決断させた。これは単なる戦術家ではなく、クラブの再構築を主導する“プロジェクト型監督”としての資質を示している。また、ファンヘッケのように過去に指導した選手を呼び寄せることで、戦術浸透とロッカールームの安定を同時に図る狙いも読み取れる。
総じて、今回の補強は「戦術適性」「性格」「キャリアのタイミング」を重視したものであり、デゼルビ体制の方向性を象徴する動きと言える。
投稿元:Evening Standard – De Zerbi explains Fernandes & Tonali transfers

