レポート
トッテナムは7月22日にホットスパー・ウェイでMKドンズとの非公開プレシーズン初戦を迎える。デゼルビは新加入選手と若手を中心に調整を進めており、今回の一戦は“序列の初期設定”が見える重要な機会となる。
プレミアリーグ開幕までに計7試合のプレシーズンが予定されており、初戦はコンディション確認と新戦力のフィットを優先する構成が予想される。
予想スタメン(MKドンズ戦)
GK:キンスキー
今夏の手術でW杯を欠場したが、すでにスパーズと契約を締結。バックアップから“一気に正守護神候補”へと立場が変わり、初戦から起用される見込み。
右SB:アーチー・グレイ
ペドロ・ポロとスペンスがW杯後の休養で不在。右サイドはグレイが確実に先発する状況となっている。
CB:アシュリー・フィリップス
ロメロ、ファンデフェン、ファンヘッケ、ダンソ、セネシが全員W杯組で未合流。センターバックはフィリップスが軸になる。
CB:ベン・デイヴィス
今夏新契約を締結。センターバックの層が薄い現状では、デイヴィスが確実に先発する。
左SB:ウドギ
デゼルビはウドギのフィットネス向上を重視しており、初戦から左サイドで起用される見込み。
DMF:マテウス・フェルナンデス
クラブの大型補強の一人。プレミアリーグ開幕前に“最初の実戦”を経験させる意図が明確で、アンカーでの先発が濃厚。
CMF:コナー・ギャラガー
新背番号8として加入。3人中盤の一角でプレーし、デゼルビの戦術理解を深める時間が与えられる。
AMF:ジェームズ・マディソン
昨季のACL負傷から復帰。試合勘を取り戻すためにも、プレシーズンで多くの出場時間が必要で、初戦から起用される。
RW:マイキー・ムーア
レンジャーズでのローンが成功し、評価を大きく上げて帰還。右サイドでの先発が予想される。
CF:ドミニク・ソランケ
スパーズは今夏も複数のストライカー候補と接触しており、ソランケは“序列争いの初戦”として重要なアピール機会となる。
LW:リシャルリソン
クルゼフスキとクドゥスが負傷離脱中。コロ・ムアニはローン終了で退団。左サイドはリシャルリソンが確実に先発する。
記事解説
この記事では高井幸大への言及はないが、今回のMKドンズ戦から始まるプレシーズンは、高井にとって“評価のスタート地点”となる。特にW杯組が合流する前の序盤は、デゼルビが若手をじっくり見極める貴重な期間であり、高井にとってはフィリップスやデイヴィスよりも強い印象を残す絶好のチャンスだ。
デゼルビはプレシーズンで守備陣の序列を固定せず、適応速度と理解度を重視する傾向がある。高井は昨季の負傷で評価が進まなかったが、今季は序盤の実戦で評価を一気に押し上げるチャンスがある。W杯組が戻る前にどれだけ存在感を示せるかが、今季の立ち位置を左右するだろう。
フェルナンデスやトナーリ、マディソンやソランケ、ムーアら新戦力・復帰組・若手が注目される中で、高井もまた“静かに始まる序列争い”の重要な当事者となる。MKドンズ戦は、その第一歩だ。

