ロベルト・デゼルビのスタッフに、アシスタント・ヘッドコーチとしてアンドリュー・クロフツが加わったことを発表する。
ノリッジ・シティでプレミアリーグでの出場経験を持ち、ジリンガム、レクサム、チャールトン、ブライトンなどで450試合以上に出場した元ミッドフィールダーのアンドリューは、ブライトン時代を共に過ごしたロベルトと再会することになる。
ウェールズ代表として29キャップを刻むアンドリューは、2019年にブライトンのU-21のコーチングチームに加入し、2021年にU-21ヘッドコーチに就任した。2022年のグレアム・ポッターの退任に伴いブライトンの暫定ヘッドコーチに任命され、その後ロベルトの到着に伴いコーチングスタッフに加わった。
直近では、アンドリューはブライトンで現監督であるファビアン・ヒュルツェラーのアシスタント・ヘッドコーチを務めていた。また、ウェールズ代表のクレイグ・ベラミーのコーチング体制の一員でもある。
アンドリューは、ブルーノ・サルトール(アシスタントコーチ)、アンドレアス・ゲオルグソン(アシスタントコーチ)、マルカッティリオ・マルカッティリ(ファーストチーム・フィットネスコーチ)、マルチェロ・クイント(シニア・プロフェッショナル・ディベロップメント・フェーズコーチ)、キャメロン・キャンベル(インディビジュアル・ディベロップメントコーチ)、ファビアン・オッテ(ゴールキーピングコーチ)、ディーン・ブリル(アシスタント・ゴールキーピングコーチ)と共に、ロベルトのコーチングスタッフに名を連ねる。
また、アリ・ジェームズ(メディカルサービス責任者)、トム・トンブルソン(アスレチック・ディベロップメント責任者)、アゴスティーノ・ティバウディ(ストレングス&コンディショニングコーチ)のパフォーマンス部門への就任も合わせて発表する。
記事解説
クロフツの加入は、デゼルビ体制が進めるクラブ再編の一環であり、戦術面だけでなく組織全体の質を底上げする狙いがある。クロフツはブライトン時代にアカデミーとトップチームの両方でデゼルビの哲学を共有しており、戦術理解度と育成経験の両面で即戦力となる。デゼルビが自身のスタイルを迅速に浸透させるために、過去に共に働いたスタッフを再集結させる動きは理にかなっている。
同時に、今回の発表で特に重要なのはパフォーマンス部門の再編が行われた点だ。スパーズは近年、負傷者の多さが競争力を削ぐ要因となっており、戦術的改善だけでは解決できない構造的課題を抱えていた。パフォーマンス部門には、メディカルサービス責任者のアリ・ジェームズ、アスレティック・デベロップメント責任者のトム・トンブレソン、ストレングス&コンディショニングのアゴスティーノ・ティバウディが新たに加わり、選手のメディカルとコンディションの管理体制が大幅に強化された。
デゼルビのスタイルは高強度のポジショナルプレーを要求するため、選手の健康管理・負荷管理・回復プロセスは戦術と同じくらい重要になる。パフォーマンス部門の刷新は、戦術浸透のスピードを上げるだけでなく、シーズンを通して安定した選手層を維持するための基盤となる。これは単なるスタッフ補強ではなく、クラブの競争力を左右する“根幹の投資”と言える。
投稿元:Tottenham Hotspur – Andrew Crofts joins Roberto’s coaching team

