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【拒絶】ロメロがトランプの握手を拒否──W杯決勝のメダル授与で起きた“象徴的瞬間”

【拒絶】ロメロがトランプの握手を拒否──W杯決勝のメダル授与で起きた“象徴的瞬間”

✔ ロメロがトランプの握手を“明確に拒否”
✔ インファンティノとシェインバウムには握手で応じる
✔ スタジアムは84デシベルの大ブーイング

レポート

アルゼンチン代表のクリスティアン・ロメロが、ワールドカップ決勝のメダル授与式でアメリカ大統領ドナルド・トランプの握手を拒否した。アルゼンチンは延長戦の末にスペインに0-1で敗れ、準優勝となったが、その直後の授与式でロメロの行動が大きな話題となっている。

ロメロは“トランプだけ”を避けた

ロメロはメダル授与の列で、FIFA会長ジャンニ・インファンティノ、メキシコ大統領クラウディア・シェインバウムとは握手を交わした。しかし、両者の間に立つトランプには一切手を差し出さず、視線も合わせずに通過した。BBCの映像でもその瞬間がはっきり確認できる。

スタジアムは大ブーイング──84デシベルに到達

トランプはメダル授与のためピッチに入場した際から大きなブーイングを浴びており、スタジアムの騒音は通常の78デシベルから84デシベルまで上昇したと報じられている。授与式ではスペインのトロフィーリフトにも映り込もうと長時間居座り、インファンティノがさりげなく位置を調整する場面もあった。

ロメロは試合中に負傷交代も“存在感”を残す

ロメロは決勝でアルゼンチンのセンターバックとして先発したが、70分に負傷で交代。相棒のリサンドロ・マルティネスも前半終盤に負傷退場しており、アルゼンチンは守備陣が崩れた状態で延長戦に突入した。それでもロメロは試合後の授与式で強烈な存在感を残した。

記事解説

今回のロメロの行動は、単なる“握手拒否”ではなく、世界的舞台での象徴的な意思表示として受け止められている。インファンティノとシェインバウムには丁寧に握手しながら、トランプだけを避けたという事実は、偶然ではなく明確な選択だ。

また、スタジアム全体がトランプに対して強いブーイングを浴びせていた状況も、ロメロの行動が観客の空気と一致していたことを示している。トロフィーリフトの場面でトランプが映り込もうとしたことも批判を呼び、授与式全体が政治的な緊張感を帯びる結果となった。

興味深いのは、今回のロメロの行動が、今大会で2人目の“握手拒否”となった点だ。ガーナ戦ではジェド・スペンスがトーマス・パーティとの握手を避けており、背景はまったく異なるものの、スパーズの選手が世界的舞台で明確な意思を示す場面が続いたことになる。スペンスは個人的な判断でパーティとの接触を避け、ロメロは政治的文脈の中でトランプとの握手を拒否した。いずれも、選手が自らの価値観や判断を行動で示した例として注目されている。

ロメロは4年前のカタール大会で優勝を経験しており、今回の準優勝は悔しい結果となったが、試合後の行動は世界中で大きな話題を呼んでいる。スパーズの主将としても存在感を示すロメロは、ピッチ内外で強い意志を持つ選手であることを改めて証明した。

投稿元:Cristian Romero snubs Trump handshake – The Independent