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【疾走】ジェド・スペンスがW杯“最高速度”──評価急上昇の一方で2,500万ポンドの移籍判断が迫る

【疾走】ジェド・スペンスがW杯“最高速度”──評価急上昇の一方で2,500万ポンドの移籍判断が迫る

✔ スペンスがW杯“最高速度”を記録
✔ ファンデフェンもFIFA公式で大会3位の驚異的スピード
✔ スパーズは2,500万ポンド級の移籍判断に直面

レポート

ジェド・スペンスは2026年ワールドカップを疑念とともに迎えたが、終わってみれば大会屈指の評価を得た。トーマス・トゥヘルがイングランド代表に招集した際は「なぜスペンスなのか」と疑問の声も多かったが、指揮官は一貫して「一対一の守備力」「爆発的なスピード」「縦への推進力」を理由に挙げていた。

その判断は大会を通じて正しかったことが証明された。スペンスはアルゼンチンとの準決勝でイングランドの最優秀選手の一人と評され、世界の舞台で存在感を示した。

W杯“最高速度”──33.3km/h(Opta)

大会終了後、Optaはスペンスが33.3km/hでW杯最高速度を記録したと発表した。これは「90分以上プレーした選手」の中で最速という条件付きだが、スペンスの爆発力を裏付ける数字となった。

一方、FIFA公式データでは順位が異なり、スペンスは36.22km/hで8位。トップはキリアン・エムバペ(37.61km/h)で、スペンスの上位にはミッキー・ファンデフェン(36.77km/h)が大会3位としてランクインしている。

スペンスは“継続して速い”──CLでも34.3km/h

スペンスのスピードは今回だけではない。昨季のチャンピオンズリーグでも34.3km/hで7位タイを記録しており、継続的に世界トップクラスの速度を示している。

スパーズは“2,500万ポンドの移籍判断”に直面

スペンスの評価が急上昇する一方で、スパーズは難しい判断を迫られている。エヴァートンは2,500万ポンドのオファーを準備していたと報じられ、リヴァプールも興味を示している。さらにファブリツィオ・ロマーノによれば、インテルも優先ターゲットとしてスペンスを追っている。

インテルは2,100万〜2,550万ポンドでの獲得を希望しているが、スパーズはより高額を要求している。最新の報道では3,000万ポンドが成立ラインとされている。

売却は“危険な判断”──左SB事情が不安定

デゼルビ体制の左サイドバックはデスティニー・ウドギとアンディ・ロバートソンが主力だが、ウドジーは近年負傷が多く、ロバートソンはピークを過ぎている。スペンスは右左どちらも対応でき、守備強度とスピードはリーグ屈指。

ノッティンガム・フォレストのネコ・ウィリアムズが後継候補として名前が挙がっているが、スペンスほどの「世界大会での証明」はまだない。

記事解説

今回の報道で最も重要なのは、スペンスが「世界最速級のフルバック」であることを証明した点だ。OptaとFIFAで数値は異なるものの、どちらのデータでもスペンスは大会トップクラスの速度を記録している。これは単なる瞬間的な数字ではなく、CLでも高い速度を記録していることから、継続性のある能力だ。

そして、スペンスの去就を左右する最大の要素は、スパーズの右サイドバック事情だ。ペドロ・ポロは今大会で「世界最高の右SB」と評されるほど評価を高め、デゼルビ体制でも絶対的な存在となっている。スペンスがスパーズに残る場合、ポロとのポジション争いは極めて厳しく、出場機会が限定される可能性が高い。

スペンス自身は、イングランド代表での活躍によって「継続的な出場機会」を求める段階に入っている。ポロの絶対的地位を考えれば、スペンスが移籍に傾く可能性は十分にあり、今回の2,500万〜3,000万ポンドのオファーは、選手本人のキャリア選択とも密接に結びついている。

ウドギの負傷歴、ロバートソンの年齢、そしてスペンスの爆発的なスピードと守備力を考えれば、売却は大きなリスクを伴う。しかし、本人が出場機会を求めて移籍を望む場合、クラブはその意思を尊重せざるを得ない局面に入っている。

投稿元:Tottenham star tops World Cup speed rankings – Spurs Web