レポート
マンチェスター・シティのブラジル人ウインガー、サヴィーニョがトッテナム移籍を強く望んでいる。移籍専門家ファブリツィオ・ロマーノが最新情報として伝えたもので、スパーズは今夏の最優先補強としてサヴィーニョ獲得に動いている。
1年前から続く“トッテナム行きの希望”
サヴィーニョは昨夏もトッテナム移籍を希望していたが、シティが代役を確保できず交渉は停止した。昨季は36試合に出場したものの、先発は14試合にとどまり、より多くの出場機会を求めている。スパーズは昨夏からシティと連絡を取り続けており、今夏こそ交渉をまとめる構えだ。
スパーズは“前線補強フェーズ”へ移行
今夏のスパーズはGK・DF・MFで6人の補強を完了し、次は前線の強化に着手している。左サイドはウィルソン・オドベルトとシャビ・シモンズが負傷離脱しており、デゼルビは即戦力のウインガーを強く求めている。ラファエル・レオやイーライ・ジュニオールの噂もあるが、クラブはサヴィーニョを“最優先ターゲット”として扱っている。
交渉の焦点は“シティの代役確保”
ロマーノは「トッテナムはサヴィーニョを望んでおり、交渉は進行中。サヴィーニョ自身もトッテナム行きを望んでいる」と述べている。一方で、シティは放出の条件として“代役の確保”を求めており、これが昨夏と同様に交渉の鍵となる。
ペップが語った“アンストッパブルな才能”
ペップ・グアルディオラはサヴィーニョについて「1対1ではアンストッパブル(止められない)」「まだ改善すべき点はあるが、特別なタレントを持っている」「最終局面が整えばトップクラスになる」と高く評価している。デゼルビの攻撃的なサイドアタックを考えれば、サヴィーニョは理想的な補強と言える。
記事解説
今回の報道で最も注目すべきは、サヴィーニョのトッテナム行きを強調しているのが、ほぼファブリツィオ・ロマーノのみという点だ。ロマーノはサヴィーニョ陣営とのつながりが強いとみられ、本人の希望を繰り返し伝えているが、トッテナムとマンチェスター・シティの両クラブからは目立った進展が出ていない。この“情報源の偏り”は、移籍の実現性を判断するうえで重要なポイントとなる。
また、クラブ間合意がなければ移籍は成立しないにもかかわらず、ロマーノの口からサヴィーニョの名前はシーズン終了直後から挙がっており、交渉は長期化している。さらに、ラファエル・レオンやイーライ・ジュニア・クルピなど、他のアタッカーのターゲットがサヴィーニョに続けて浮上していることも、サヴィーニョの移籍が難航していることを裏付けている。
ロマーノがしきりにスパーズが“最優先ターゲット”と位置づけているにもかかわらず、交渉が前進していない現状は、シティの代役確保という条件以外にも何かしらの障壁があるのではないだろうか。

