レポート
ランクシャーは“適正価格なら売却”の可能性
トッテナムはウィル・ランクシャーに対して複数クラブから関心を受けており、適正な評価額のオファーが届けば売却に踏み切る可能性が高いとされる。情報源はFootball.Londonのアラスデア・ゴールドで、彼は「適正価格が提示されれば、ランクシャーは放出される可能性が非常に高い」と述べている。
ランクシャーはローン先で評価を高める
21歳のセンターフォワードであるランクシャーは、これまでスパーズで6試合に出場し、過去2シーズンはウェスト・ブロムウィッチとオックスフォードへローン移籍していた。特にオックスフォードではチャンピオンシップで11得点を記録し、クラブは降格したものの個人としては評価を大きく高めた。
複数クラブが獲得に動く
ランクシャーにはスポルティング、ウルブズ、サウサンプトンなどが関心を示している。スパーズはこれらのオファーを拒否してきたが、ゴールドは「適正価格なら売却の可能性がある」と繰り返し強調している。
ベリヴァルにも再オファー必至
スパーズはすでにヴシュコヴィッチの売却で約5,000万ユーロを得ており、ドラグシン、ベリス、デヴァインらも放出済み。さらにノッティンガム・フォレストはルーカス・ベリヴァルに対して3,800万ポンドのオファーを提示したが、スパーズはこれを拒否した。フォレストはマンチェスター・シティへ移籍するエリオット・アンダーソンの後継としてベリヴァルを強く求めており、再オファーが確実視されている。
デゼルビ体制で若手の序列が変動
スパーズは今夏すでにロバートソン、セネシ、ファンヘッケ、ドゥブラフカ、フェルナンデス、トナーリを獲得し、総額は2億3,500万ポンドを超えている。さらにこれからアタッカーを2名補強する計画があり、若手の序列は大きく変動している。デゼルビが構想外と判断した選手は、評価額次第で売却される流れが強まっている。
記事解説
今回の報道は、スパーズの補強戦略が「即戦力の大量投資」と「若手の選別」を同時に進めていることを示している。デゼルビは明確に“勝てる即戦力”を優先しており、ロバートソン、セネシ、トナーリらの獲得で主力の骨格を一気に固めた。その一方で、若手は「構想に入るかどうか」が極めてシビアに判断されている。
ランクシャーはローン先で評価を高めたものの、スパーズのトップチームで序列を上げるにはさらなる競争が必要で、デゼルビの戦術要求に合致するかどうかが鍵となる。ゴールドが語る「適正価格なら売却」という表現は、クラブがランクシャーを“非売品扱いしていない”ことを明確に示している。
ベリヴァルについても同様で、スパーズは高額オファーを拒否したものの、フォレストが再オファーを準備している状況は、クラブが若手の価値を冷静に見極めていることを示す。今夏のスパーズは補強費を大きく投じているため、若手売却で資金を回収する動きは自然な流れだ。
総じて、今回の報道は「若手の序列が大きく動く夏」であることを示している。ランクシャーもベリヴァルも、クラブの評価と他クラブのオファーが一致した瞬間に動く可能性があり、スパーズの補強戦略の“流動性”を象徴する内容となっている。
投稿元:Tottenham likely to sell Will Lankshear for the right price

