レポート
ケヴィン・ダンソはワールドカップ期間中にアーセナルファンから“アーセナルのユニフォームにサインしてほしい”と求められたが、即座に拒否した。ダンソはオーストリア代表として大会に参加し、グループJを2位で突破したものの、ラウンド32でペドロ・ポロ擁するスペインに0-3で敗れた。
動画で判明した“拒否の瞬間”
公開された動画では、ダンソがファンにサインをしている最中、アーセナルのユニフォームを差し出されると同時に表情を変え、「不可能だ、すまない。他のユニフォームなら書く」と即答している。迷いのない対応で、周囲のファンからも笑いが起きていた。
ダンソのクラブへの姿勢
ダンソは加入18か月ながら、スパーズファンから高い支持を得ている。昨季はクリスティアン・ロメロが負傷離脱した期間に重要な役割を果たし、プレミアリーグ残留争いの中で安定した守備を見せた。デゼルビもダンソの人格とプレーを高く評価している。
記事解説
今回の“アーセナル・ユニへのサイン拒否”は、ダンソがトッテナムの一員としての矜持を強く持っていることを象徴する出来事だ。ライバル関係が明確な両クラブにおいて、選手が公の場でこうした対応をすることは珍しくなく、ファンからの支持をさらに高める要因となる。
なお、動画を見れば分かる通り、ダンソに明るく拒否されたファンも笑って受け流しており、そこらへんの事情は察している様子だ。
ダンソは控えに回る試合でも不満を漏らさず、起用されれば常に全力を尽くす姿勢を示してきた。ドレッシングルームではチームメイトを鼓舞するリーダーとしての資質も発揮しているとされる。デゼルビ体制の中で序列争いは激しいが、こうしたクラブへの忠誠心とプロフェッショナリズムは、今季のチーム内競争において重要な評価軸となる。
ワールドカップでの経験を経て、ダンソがどのようにプレミアリーグへ戻ってくるかは注目点だ。ロメロが移籍した場合でも、ファンヘッケの右CBの控えに回る見込みで、高井幸大やアシュリー・フィリップスらが出場機会を得るには、このダンソとの競争に挑むことになる。
投稿元:‘Impossible’ – Tottenham star refuses to sign an Arsenal shirt at the World Cup

