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【合流遅延】デゼルビが直面する“プレシーズン欠場4名”──W杯組の合流遅延がもたらす序列と戦術への影響

【合流遅延】デゼルビが直面する“プレシーズン欠場4名”──W杯組の合流遅延がもたらす序列と戦術への影響

✔ ロメロ/セネシ/スペンス/ポロの4名がプレシーズン5試合欠場
✔ W杯組は3週間の休養義務で段階的に合流
✔ デゼルビの序列構築と戦術落とし込みに影響必至

レポート

ロベルト・デゼルビはプレシーズン最初の5試合を4名の主力抜きで戦うことになる。対象となるのは、ワールドカップ準決勝まで進んだクリスティアン・ロメロ、マルコス・セネシ(アルゼンチン代表)、ジェド・スペンス(イングランド代表)、ペドロ・ポロ(スペイン代表)の4名で、彼らは7月18日(3位決定戦)または19日(決勝)までワールドカップに参加し、その後3週間の休養義務があるため、プレシーズンの大半を欠場する。

スパーズは7月22日のMKドンズ戦を皮切りに、ニュージーランド&オーストラリア・ツアー(オークランド、シドニー、チェルシー戦)、8月8日のヘタフェ戦、そして8月15・16日のホッフェンハイムとの連戦を経て、8月22日のプレミアリーグ開幕戦でアウェイのブレントフォード戦を迎える。しかし、ロメロ、セネシ、スペンス、ポロの4名はホッフェンハイム戦直前にようやく合流する見込みで、プレシーズンの最初の5試合をすべて欠場する。

その他のW杯組も段階的に合流

ラウンド32で敗退したルーカス・ベリヴァル、ケヴィン・ダンソ、パペ・マタル・サール、ミッキー・ファンデフェン、ヤン・ポール・ファンヘッケは、豪州ツアー出発直前に合流する見込み。グループステージで敗退したアンディ・ロバートソンとロドリゴ・ベンタンクールは、早期復帰も可能だが、長いシーズンを考えれば休養短縮は非推奨とされている。

記事解説

今回のプレシーズン欠場4名は、単なる合流遅延という問題ではなく、デゼルビが新シーズンの戦術をどこまで早期に固められるかという“実務的な課題”に直結するが、ロメロとスペンスは移籍の可能性が取り沙汰されているため、まずはその点をクリアにする必要がある。だが、不在の間はファンヘッケ、ファンデフェン、ダンソら主力組のデゼルビ新体制での調整と、高井幸大、アシュリー・フィリップスらローン復帰組のアピールにプレシーズンマッチが充てられるという利点がある。

一方で、ポロに関しては状況が異なる。昨季すでにデゼルビの下でプレーし、戦術理解度も高く、チームメイトとの連携も確立しているため、短期間での順応を期待できる。プレシーズンの欠場は痛手ではあるものの、開幕先発入りが濃厚な選手であり、コンディションさえ整えば戦術面での不安は比較的少ない。

また、W杯組の段階的な合流は、チーム全体の戦術浸透度に差を生む。ラウンド32敗退組やグループステージ敗退組はツアー直前に合流するため、プレシーズン序盤で台頭する選手が開幕スタメンを勝ち取る可能性が高まる。一方で、主力の合流が遅れることで、デゼルビは開幕戦に向けて“どこまで主力を間に合わせられるか”という難しい判断を迫られる。

総じて、今回の状況は「合流遅延そのものよりも、主力不在の状態でどこまで戦術を固められるか」が最大の焦点となる。ロメロとスペンスの不在、そしてポロの短期順応が、開幕戦の構図を大きく左右することになる。

投稿元:Four Tottenham stars set to miss opening five matches under Roberto De Zerbi