レポート
映画『The Odyssey』のプロモーション中にトム・ホランドは「オスカー受賞よりトッテナムのプレミアリーグ優勝を選ぶ」と即答した。ホランドはスパイダーマン役で世界的スターとなり、出演作の累計興行収入は8,000億円を超える。兄ハリーとともに熱心なスパーズファンとして知られ、クラブの浮き沈みを長年共有してきた。
ホランドは『The Times』のトッテナム・サポーターであるジョナサン・ディーン記者から質問を受けると、「迷う必要はない。スパーズが優勝する方を選ぶ。兄や友人たちとその瞬間を分かち合えるから最高だ」と語った。また「オスカー受賞はもちろん名誉だが、トッテナムの優勝は“奇跡”に近い」と述べ、クラブへの深い愛情を示した。
ホランドは昨年、GQのインタビューでヨーロッパリーグ決勝を撮影の合間に視聴したエピソードも明かしている。撮影現場では携帯電話が禁止されていたため、スタッフにこっそりスコアを確認し、昼休憩で最後の10分を視聴したという。試合後は「エネルギーに満ちた状態でセットに戻り、素晴らしいシーンを撮影できた」と語っている。
また、アンジ・ポステコグルーの退任については「悲しいが誇りに思う」と述べ、負傷者続出の難しいシーズンを経てヨーロッパリーグを制したことを称賛した。ソン・フンミンについては「世界的選手なのにクラブに忠誠を示し続けた。どんな選択をしても誇りを持っていい」と語り、キャプテンへの敬意を示した。
一方、スパーズは今夏すでに2億3,700万ポンドを投じて補強を進めており、新加入選手たちはデゼルビから「タイトル争いをする」と直接伝えられているという。ホランドの“奇跡”発言は、クラブの野心が高まるタイミングで大きな反響を呼んでいる。
記事解説
今回の発言は、単なる有名人のコメントではなく、スパーズファンの“リアルな感情”を象徴している。ホランドは世界的スターでありながら、クラブの勝敗に一喜一憂する“生身のスパーズファン”として語っている点が重要だ。特に「奇跡」という表現は、長年タイトル争いから遠ざかってきたクラブの歴史を踏まえた本音であり、ファン心理を的確に表している。
また、デゼルビが新加入選手に“タイトル争い”を明言している事実は、クラブの方向性が明確に変わったことを示す。ホランドの発言は、クラブの野心とファンの期待が一致し始めている象徴と言える。ヨーロッパリーグ制覇、2億3,700万ポンドの投資、そしてスター俳優の“プレミア制覇>オスカー”発言──スパーズの空気は確実に変わりつつある。
投稿元:£8bn Hollywood star makes ‘miracle’ Tottenham Hotspur claim while promoting The Odyssey

